転移した異世界が無茶苦茶なのは、オレのせいではない!

第435話 空母建設開始？と見せかけて…

　バボン国王の港町…

そこには、衛兵達が情報収集をしていた。

王命！

ヨーガ商店とは!絶対!絶対!衝突せずに、

ヨーガ商店の情報と、

そして、パイン街に行く手立てを

見つけること!

領主様は、部屋に閉じ籠もってしまった。

そして、代理店のフッカケ商会の店員は、

「知らない」の連呼!

しかし、港には謎のドックが建設される。

船を作るらしい。

衛兵が、造船の届け出を出すように言うと、

店員は、ニヤリと笑って

「すぐに、逃げなさい。」

と言う。

流石に、衛兵達も王命があるので

引き下がるが、不気味だ。

そして衛兵達は、ホア・ド・ソク公爵の

領都に行くが、

ここは封鎖されていた。

石垣が作られていたが、出入り口が無い！

そして、ずっと誰かに見られている

視線を衛兵全員が感じる。

薄気味悪い…。

しかし、そうも言っていられないので、

パイン街に直接衛兵を派遣するが…

行方不明…。

そして、１週間後に王都の大門横で、

発見される。

いきなり真っ暗になって…

気がついたら、大門横にいたらしい。

バボン国王は、パイン街元領主に

連絡を取らせようとするが、

本人が、旅行に出て帰って来ていない。

大邪神の要塞島では…

きっかけは、大オババの頭のパーツと、

両腕のパーツが、流れ着いてから起こった。

杉谷は、白目に泡を吹いて、

悶えている!

その光景を、誰も責めない!

怖い!大オババが怖い!

大邪神の分身達ですら、ガクブルである。

大オババの頭が、とんでもないことを

語りだしたのだ!

それは、大邪神とオババと杉谷達には

とてつもない衝撃であった!

外道滅殺拳の当主が生きている!

あの、核爆弾すら超える

魔導爆弾の嵐に、隕石の嵐！

その中を生きていた!

しかも、プレーンタイプの人間なのに、

どうも寿命問題を突破している？

大邪神が、真っ青になっているらしい。

オババは、始めはニンマリと笑っていたが…

だんだんと、寿命問題から真っ青に…

復旧した杉谷が聞くと、

オババ

「寿命問題が突破…最低でも

それは、生きたまま次の次元の存在に、

昇華した事を、そして上化した事の

意味もある。

上化とは、そうだな…

まぁ、お前たちが言っていた、

ここに来るときに通過した、

白い部屋の主になる資格がある存在に

なったということじゃ。」

担任・帆山

「だから…あの男をイスで叩けたのか!」

大オババ

「ハァ？イスで叩けた?

その話を詳しく教えろ!」

エージェント則子（旧田丸　則子）が、

自分達がこのマルダス世界に

拉致されたときのことを喋る。

オババ

「間違いないな。」

大邪神

「マジか！　最低でも…

この世界の管理者レベルはある…

いや……オイ!思い出したけど…

あいつ…管理者にならないかって？

やらないかって？スカウト来てたよな?

その時、十分な資格があるとか

言われていたな!

あいつ…自分の力を封印していたよな…。

おいおい…封印して、管理者レベルに一撃？

今の、やつの力は…（ガクガク）。」

そして、大オババのパーツを集めるのと、

とりあえず、マルダス世界征服計画が

決まり、ホロン王国を侵攻する用意を

始める。

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その頃、ブリードル帝国から、

大きな船が出航した。

行き先はフロン海賊団要塞島。

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バボン王国　ホア・ド・ソク公爵領

そこの岩場の海岸線では、ゴーレム達が、

船を作っていた。

そういう、箇所が３つ

一つは、戦艦

一つは、宇宙戦艦

一つは、なぜか大きな木造？っポイ箱舟。

しかし、結界を隠されてわからないように

建造されていた。

そして、港街では

鋼鉄張りの箱船が作られていた。

衛兵が、フッカケ商会の店員に詰め寄る！

衛兵

「あれはなんだ!王は、

許可を出してないぞ!」

店員

「わかりません!知りません!

本店に連絡する手段がありません!」

だが、ついに兵が動いた!

建造所を襲ったのだ!

そして、湾の出口も軍艦が封鎖していだが…

作業員達が、あっという間に

倉庫を空っぽにして、建造中の船に乗る。

近衛師団兵

「逃がすな!」

しかし、船は海にでなかった。

逆に、陸に向かって行き、

両舷からキャタピラが出てきて、

陸を爆走し始めた!

港街の住居は、びっくりした!

街の、外を大きな船が陸を走るのだから!

そして、王都の方角に消えて行った!

そのことは、すぐに知らされる。

バボン国王

「なんだと!陸を走る鉄張りの大箱船？

それで、パイン街に連絡はついたのか!

仕方ない…おふれを出せ！

貴族主義派の者達の、廃爵。

そして公爵達の謀反容疑での、

貴族特権の停止。

そして、パイン街に戦争はしないとの

呼びかけをしろ!」

しかし、鉄張り箱船の王都接近の報は、

王都の民衆組織にも、伝わった。

そして、昼から商店が閉まるという

異常事態が始まる。