第426話 自信を取り戻すもの…

  代わって、大邪神側では…



 分身達を冷凍睡眠から起こしていた。


分身達は、2つの種類がある。


 ナンバーズ


 アルファベッズ


ナンバーズは、1号から100号まで。


アルファベッズはAからZまでいる。


だが…何が違うのか?


実はあまり差がない…。


(大邪神本人は、


かなりあると思っている。)


そして地球へと、侵攻ならぬ、


里帰りの準備をしていた。


大邪神

「だが、誰であろうな?


管理者が、マイネではない?


どうなっているのだ?


それに、勇者?


なら、魔王とかいるのか?


わしを大邪神なんて言っているが…


魔王なんていたか?



どうもおかしい!


マイネではない、誰かの悪意を


感じる!」



大邪神は、大邪神的に真面目に


考えてのことである。


勝手に次元に穴をあけると、


恐らく今の管理者が出てくるはず!


その時の、戦力もいるために、  


分身達を全員起こしたのである。




その頃、ブリードル帝国の


国境近くの街では…



とある酒場に変な生き物が出る!


モンスターが出る!なんて


言われていた。


そこに、通りかかったのが、


実験大臣 ジーネであった。


ジーネ

「おや! パンダ???????


マルダス世界に、いたっけな?


パンダのご先祖なら、魔の森にいるが…


はて?」



それは…


察しのいい読者ならわかる、


そう!


パンダに変身した、白くまグローズ


なのであった。



白くまグローズは、街を渡り歩いて、


時には、モンスターと戦い、


村を、人知れず救い、


人気者になりたい一心で、


国境まで来たのだが…


なかなか人気者になれなかった。



だから、ムカつく(心のライバル)の


パンダに変身したのだが…


ここは地球とは違い…


パンダっポイ動物でブンダという、


パンダと同じ先祖を持つ


遠い親戚モンスターがいて、


恐怖の対象であった。


人気者になれそうもない…





そのことで、ガックリと来て、


酒場のの横で寝ていた、


白くまグローズは、


既にレベル50であった!


人のレベルではなく、クマのレベル…


人のレベル換算で250くらいである!


しかし、モンスターと


認識されなかったのは、


地雷女が、パンダに変身スキルを


つけたときにシークレットで、


(人認識)と言うスキルを


つけていたからである。



そして、ジーネと白くまグローズが、


出会ってしまった。



なぜか、息があった二人は、


酒場で飲む事になる。


ちなみに、何故かグローズと人は、


意識伝達がスキルのせいで、


出来るらしい…。



ジーネ

「打倒パンダか〜。


だけど、俺が地球にいたときは、


パンダ見てもなんともなかったな〜。


女性受けはいいけど、


パンダって、昼間は動かないから、


人形が、おいてあるだけって感じで、


男のうけは、悪かったよ。



この世界は、女性の冒険者も多いからね、


討伐対象のパンダの親戚も


いるのもあるから


人気無かったかもな〜。


まぁ、パンダ人気も全世界共通では


ないんだよな~。」



グローズ

「ブンダって、やつと戦ったけど、


かなり強かった。


なぜあのブンダと?


パンダが親戚なのか?


あまりにも違い過ぎる。」



ジーネ

「環境かもな…


ここは、地球では滅んだ恐竜がいるから。


昼から寝ていたら、


すぐに、エサになってしまうぞ!


だからな、もしパンダがこの世界に来れば、


バトルパンダって種族に


種族変更になるかもな。」



白くまグローズ

「なるほど! 少しスッキリした!


ジーネは、地球を知っているの?」


ジーネ

「最近までいたよ。」



一人と1頭の酒場の客は、


かなり飲んで、護衛の方々が


迎えに来られ、帰られました。


まさか、これが後の伝説の1ページに、


なるとは、


そこに登場させていただけるとは、


誠に光栄にございます。



後にこの酒場の店主は語ったとか…




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