第411話 則子の3時間クッキング!

大邪神達が、海上で計画を立てていた頃…


杉谷達は…


確かに、ちくわを作っていたけど…


不味かった!



杉谷

「上手くいったと思ったのに!」


担任・帆山

「匂いだけは、超一流!


味は最悪!」


エージェント則子(旧田丸 則子)

「私が、次作る。かまぼこを作るよ!」


3時間後…


帆山が言っていた、


超一流の匂いだけはオババの所に


流れていた。







 オババは激怒する!


 クソ!ロクでもない仕事を押し付けて!


 自分達だけ、旨いもの食いやがって!


こうなったら、


ファンタジーどころでは無い。



ただの食い気に発狂した妖怪である!


オババ

「ファイヤーランス!」



シュバー!


ドーン!



杉谷達の後ろの海に着弾した…


真っ青になる三人組…


杉谷

「うわ、足が勝手に動く…」


担任・帆山

「妖怪オババ様は、食べ物を


所望されている。


出来たての、このかまぼこを


献上するしかない!」



エージェント則子

「あぁ…自信作が…」



三人組で、真っ青になりながら、


ちくわ?かまぼこ?を


持っていく!



オババ

「やっと来たか!」


杉谷

「オババ様!調理ができました。


食べやすいように、棒状にしました。


今の地球で流行り(ウソ)の料理です!


どうぞ!」


オババ

「早く、この札を取れ!」


しかし、帆山が触ろうとすると…


ビリビリビリビリビリビリ!


電撃が走った!


帆山

「ギャーーー!」




エージェント則子

「無理です! 私達も触れません!


オババ様!まずは食べて体力を


つけて下さい!」


なんて言って、オババの口に


かまぼこを、突っ込む!



オババ

「モグモグモグモグモグモグ…


うっ…………………………………。


(がく…)」



気絶したらしい…




三人組共、一目散に逃げ出そうと


すると、


大邪神の分身Kに足を掴まれる!


何故か、分身Kを三人組で持って、


その場を離脱した…




大邪神の分身K

「ハァハァハァハァ…


助かった…」



杉谷

「オババ怖いよ!」


エージェント則子

「早く逃げないと!


動き出したらまずいよ!


あのオババの封印が解けると、


この世は終わりだ!


大邪神様に、お願いして封印しないと…」



担任・帆山

「なんてこった! 」



あっれ〜!


何かが逆になっている。


しかし、それは救助?された、


大邪神の分身Kも、そうだった…。


しかし、こちらは少し考えが違う。



大邪神の分身K

「(メルトが、女王を辞めたら、


ここまで妖怪化するとは…


左手は、様子を見ろとか、


念話で言ってきたしな…。


とりあえずコイツラを、


我らの陣営に引き入れるか〜。)」




そして、3時間後


大邪神の分身Kは、


原因不明の食中毒?で


杉谷と、帆山と共に


砂浜で倒れ伏す事になった。



そう!ここにメルト級のゲロマズ料理の


マスターが、いたのだ!




エージェント則子

「そんな…ただの魚の丸焼きなのに…


どうして?」



この人、キレイ好きなので、


食中毒予防と思い込んで、


細菌を殺す為に、


クリーンの生活魔法が使えないから、


細菌を呪い殺すつもりで、


呪いをかけた結果…


味まで殺してしまったのである!



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


こわ!( º ㅂ º )サー





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