第382話 各勢力行動の行方…1
しばらくフロン海賊団と、
クラス優遇組の残り三人組に
スポットを当てて行きます。
あまりに、激動する他の国、組織の動きに
ついていけなくなる前の調整となります。
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メルーダ鉱山が、
山ごと無くなった…
では、どこに運ばれたのか?
ヨーガ商会の屋敷地下製錬所で、
インゴットにされてから、
その他の土などは、
別の貯蔵用改造ダンジョンに、
保管されていた。
そしてアルミニウムインゴットが、
大量に生産され…
ジェラルミン合金が、作られていた…
メイド・ユミ
「よーし!
作戦第2段階に入りますか!
ダンジョンは計算外でしたが、
まずは、用様に楯突く腐敗貴族の
弱体化をしなければね!」
メイド・トロイアル
「公爵の街をパイン街の管轄に
することを、用様が決めたよ。
港もある街だから船作るのには、
いいかもしれない。
次はどうすの?」
ユグドラシル
「王城だけを焼く?」
メイド・ユミ
「それだけで、異世界勇者召喚拉致は
収まらないから、
もっと痛めつけないと!」
ミイナ・ヴァーミリオン
「バボン国王が、
貴族達を呼び出し始めたわ。
トカゲの尻尾切リ作戦に
出るだろうと予想はしていたけど、
ここまで、予想通りではね…」
用
「ゆみさん?インゴットとか使って
いいの?」
メイド・ゆみ
「はい!空母作る予定なのでは?」
用
「いや、やめておこうと…
AIさんに怒られた。
それよりも、飛行船?宇宙艦?作って、
あの2つの月に行ってみようと思う。
あの月…怪しい…
だけど、オビーデル使うと、
❨?❩の本体とか隠されていたら、
後で不都合な事があったら嫌だから、
調査船を作りたい。」
メイド・トロイ
「月か…なるほど!
そうですね!だけど、徹夜とかだめですよ。」
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その頃、王都闇ギルドの牢屋
杉谷
「へへへ、あの顔!
図星だな!」
担任・帆山
「今のうちに、飯食って
体力を戻そう!」
エージェント則子(旧田丸 則子)
「そうね、食事は思ったよりも、
マシなものが出てる。
案外…あいつら…化けて出たのかな…」
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バボン王国 王城
バボン国王
「それで、
メルーダ鉱山がなくなったから、
王都の鍛冶屋が開店休業だと!
鉱石の行方の目処は?」
近衛兵士A
「申し上げます!
冒険者ギルドに、
ホア・ド・ソク公爵領の
不死者達の討伐クエストが、
発注され受理されました。
相場の2倍です!
そして…
建国の勇者様達と、ヨーガ殿が…
出陣されました。
ホア・ド・ソク公爵領…
もって、あと3日…
だと、マイークラー街の
兵士達の予想です。」
バボン国王
「王都屋敷の
ホア・ド・ソク公爵の家族を
拘束してでも連れてこい!
急げ!」
︙
︙
︙
夜…
影(斥候)
「陛下!
闇ギルドの様子がおかしいです。
奴ら、ユミ・オオトの事件関係者を
探し回ってます。
すでに、
その当時の馬車の御者の娘家族が、
行方不明になっております。」
バボン国王
「なんだと?そんなことして、
何になる!
だいたいそんなこと、今回の…
オイ!その闇ギルドは?」
影(斥候)
「その…わかりません!
複数の闇ギルドが、連携しています!
その中に、フロン海賊団の
ブルーローズが入っています!」
バボン国王
「しまった…!
こちらも、探せ!
急いで探すのだ!
逮捕状を書く!
急げ!」
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