第318話 助かった者達!ホロンからの亡命者編
オレの名前は……
Cである…
ホロン王国からの酷い仕打ちから、
亡命してきた…
近衛師団の隊長さん達とか、
辺境伯の領主様とか、
魔の森に瘴気が無い事に助けられ、
移動してきた。
途中で魔人国と言われたシャングラー国に
大変世話になった。
ヨーガさんすげーな!
そして、俺達がバボン王国の
元公爵領、現在第2王子?ミルト様の領に
入った…
シャングラー王が連絡してくれたらしい…
うん、決めた!
子供用の勇者絵本は、内容をよく精査して
読み聞かせよう!
昔の魔王物語は、ダメ本行きだ!
開拓村を覚悟していたが、
なんと、元パイン街領主がいる、
かなりの優良街が養育された!
しかも!オレが騎士爵位!
名前考えろって!
頑張らないと!
明日は、王都に上がって、
数日後には、謁見する事になった!
□□□□□□□□□□□□
私の名はルーラー・ド・パルサー。
元ホロン王国辺境で領主をやっていたが、
貴族社会に…うん…疲れた…。
実力重視でないと、生きてはいけない
辺境に身を置くと、とてもではないが、
今回の件は腹がたった!
なに?無責任だって?
いやいや、このままだと内乱だよ!
それに、けが人こそいるが死亡者ゼロで、
ホロン王国脱出したよ!
え!シャングラー王達に
世話になったくせにって!
ハイそのとおりです!
足向けて寝れません!
明日はバボン王国の王都に行く…
困ったな〜
娘のミリのヤツ…暴走しないかな…
胃が痛いよ…
□□□□□□□□□□□□
私は、ホロン王国近衛第2師団隊長を
していた、ベルガー・テ・モイトと言う。
なぜ、近衛師団を辞めたのか…
それは、ホロン国王を見ていて、
ふと、経典の物語を思い出した…
いや…あれは辺境伯の地で、
ゴブリン・ジャイアント軍と死闘して…
ヨウ・ヨウガ殿と会ったときからだな…
自分が、どこか経典に出てくる、
ある主人公を慕う人物に似てると、
かなり意識仕出したことだな…
そして、ホロン国王のやって来た事が、
ボロボロの穴だらけで、
腹が立つことだらけだと!
なぜか聖カルッティ王国に対する、
媚びた対応は、ものすごく腹がたった!
怒りに、発覚したのは…
あの魔導デス(死)・マッチだった…
ルールがあって、無いもの…
ルールに書いてただろ!
国王ですら、口出し禁止!
決闘は、文字通りデス(死)まで戦う!
反則?そんなものあるか!
だから、デス(死)・マッチ!
それを、反則負けなどと捻じ曲げて!
恥を知らん国王だと、わかったとき…
「ハァ…オレ近衛隊長辞めるわ…」
と、部下達の前で言ってしまった…
それからだ!
部下達が給料を城の金庫が空になるまで、
引き出して、現物給付命令書を出して来て、
それを聞いて来た、第3隊長のカルキまで、
「オレ辞めるわ!」なんて言い出して、
さらに試合後、転移で辺境に急いで帰った、
叔父さんの辺境伯まで辞表を用意して、
一族どころか、辺境住民全員の大移動になった!
宰相の家に、カルキとルーラー叔父さんと
行ったら、「俺も連れて行ってくれ!」
となって、
宰相が、全員の辞表をまとめて出して、
転移で合流後することになった。
さぁ!真夜中だが出発だ!
部下達は、馬車乗り組が第1師団の奴らに、
バレないように酒に
睡眠薬を入れてきたらしい。
まぁ…内戦よりはいいか!
そうやって、大きな助けもあって
無事ここにこれた!
明日、王都か…
昨日、聖カルッティ王国の
魔導通信ライブ見たが…
そのこともあるな…
いろいろ、案も練らないと!
うれしい事に、パイン街のヨーガ商店から
オレの好物のチーズのお菓子が送られてきた。
ヨーガ?あ!ヨウガ!
そうだったのか…
緊張してきた…
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