第315話 災害がやって来た…3
聖カルッティ王国での、邪気の噴火!
それを、大オババは城で見ていた。
大オババ
「なんてことだ…あいつがあいつが
復活してしまったら、わしらは…」
大オババ
「クソ!国印よ!動け!
国宝・メガサーチ起動せよ!
世界樹がどこにあるか出せ!」
大オババ
「ギャーーーー!
クソ!一人で起動はキツイな…
何?複数反応?パイン街にもあるな…」
ビービービー!
「逆探知を受けています!
警報!逆探知を受けています!」
大オババ
「ハ! 逆探知だと!生意気な!
あいつは、今地獄にいる! 当分帰ってこない!
邪魔なパイン街の奴らを殺るなら、
今の内うち!」
(大オババに、元諜報部長ゲケスは、
シャングラー国内での用に関する情報を
報告しておりません。)
大オババ
「オイ、キャッスルシステム!
地脈の力をここに集めろ!
メガサーチ!ミノタウロスを探せ!
あと、女王メルトも、
ギャーーーーーーーーー!」
国印から、雷が放射されたみたいだ。
大オババ
「なんだと!国印は、メルトの退位を認めたと
言うのか!ふざけるな!
では、誰が執務をするのだ!
メルトヲ…
ギャーーーーーーーーーーーーーーー!」
また国印から、雷が放射される。
大オババ
「うぅ… メガサーチ… 王女達を…
ギャーーーーーーーーーーーーーーー!」
またまた国印から、雷が放射される。
大オババ
「そんな…そんな…
部下達を…部下はどこに…
メガサーチ…探せ!」
メガサーチ
「名前を、指定してください。」
大オババ
「クソ! 名前が…出てこない…」
(ホソク ナマエガ デテコナイ
ノデハナク オボエテイナイ!
オボエルキモナイ )
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!
日本基準 震度7の邪気地震発生!
大オババ
「クソ! キャッスルシステム!
魔導増幅装置起動! 全開!
私の攻撃を増幅させよ!いくぞ!
ホーリー・アロー!」
キャッスルシステム
「発射不能!発射不能!
ホーリー・アローの
元のスキル魔法が検知できません!」
大オババ
「ふざけるな! これまで、
いかに楽しく悲鳴をあげるように、
痛めつけて実験台にしてやった、
崇高なる聖なる行いをしてきた、
このワシが、ホーリー系が
使えなくなっただと!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!
邪気地震。震度7強発生!
大オババ
「クソ!」
スクリーンには聖ボロボーン王国軍が、
撤退し始めている様子が映る。
大オババ
「外に音声を出せ!
オイ!マルト!貴様らを使ってやる!
早く、あの邪気を封印しろ!
命令してやったんだ!
ありがたく、実行しろ。」
ブラックマルト国王
「ふざけんな!貴様が、
私の言うことを聞くのが…
うわーーーーーーー!」
邪気の雨が降り出した…
浴びたものから、邪気に汚染されてゆく…
ビービービー!
「結界に、高濃度邪気の攻撃を受けています!
今すぐに、排除してください。」
大オババ
「クソ! 仕方ない!
パイン街に、魔導通信強制接続!やれ!
救援要請を光栄にも出してやろう!早くやれ!」
ビービービー
「アクセス不能!アクセス不能!
防壁が展開されてます。」
ザーザーザーザー
聖カルッティ王国に邪気雨が本格的に、
降り出した…
ブラックマルト国王
「アァァァァァァァァァァ!
イヤだ…消えたくない…イヤだ…
アーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
そして、聖ボロボーン王国軍は、
聖カルッティ王国反乱軍は、
変身していった…
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