第285話 恐怖の………ロード…1
用が、目を覚ました!
AI
「おはようございます!」
用
「さて、AIさん?大丈夫か?
地球側と連動ホーミングなんて無茶行ったけど、かなり無理しただろう?」
AI
「大丈夫でしたよ!天界も、上から監視してましたから、すぐにそれこそ神速で対応してくれました! あ!そうだ!伝言です!
天界からは、バンバンやってくれ!
パイン街からは、あのホロン王国で辺境伯の領都攻防戦の時にチーズ奢ってくれたCさんって覚えてます?」
用
「うん!覚えてるよ! あのチーズ旨かったな…またCさんとジュース飲みたいな(二人共下戸である…)。そういえば、婚約者を王の権力で取られたって言ってたな。子爵のドラ息子に蹴り入れれたのかなぁ?」
AI
「見事、台風旋風蹴りが決まったみたいですよ!」
用
「ほんとか!」
AI
「その、地球ではプロレスって格闘技で爆破デスマッチってあるのですか?」
用
「?プロレス?!?、??
爆破デスマッチ? あ~あったな!
電流爆破デスマッチ!
有刺鉄線のロープで、電気、雷ね!流して、
やるやつだ! 爆破ってよりも感電火傷だね。」
AI
「そのCさん達が、ホロン王国の兵力増強計画なんて穴だらけの計画に入れられて、そのふるい分けが、魔導爆破デス(死)マッチだったのですが、一回目の強制出兵では生き残ったみたいでして、二回目に決勝戦で子爵のドラ息子と対戦になったのですが、見事勝ちました!
しかし、トドメを刺すときに、近衛第1師団長に邪魔されました。」
用
「え!…」
AI
「だけど、警備隊長のベルガーさんが、第2隊長に復職してまして、助けに入って難を逃れましたが、Cさん亡命することにしたようです。」
用
「そうか…」
AI
「その、つづきがありまして、その不正決闘を見ていた、辺境伯が辞表出して貴族辞めました!そして、ポンロ村の人達や旧辺境伯の人達も亡命することになりました!
あと、ベルガーさん達も辞表出して、近衛第2第3の人達も、亡命するみたいです!
あと、その亡命計画で、あのAランクのパーティ達も、囮として動いているみたいでして、
緊急ハト便でパイン街に連絡来ました!
えーとその…」
用
「大丈夫! トロイ達に委任したのだから!」
AI
「ハイ! その受け入れるの(仮)許可出したって言ってまして、良かったですか?」
用
「うん、いいよ!ベルガーさん達も来るなら大丈夫だよ! あ!第2王子?様か…」
AI
「ミルトちゃん、バボン国王に言って了承もらってますよ!」
用
「え?Σ(º ロ º๑)」
AI
「真っ先に、Cさんや、ベルガーさん達との話をしたら、王宮に交渉に行きましたよ!
王宮でもライブ放送されてたデス(死)マッチの見ていて王様が怒っていたみたいです。」
そこから、用はホロン国王の酷い話を聞いて、怒る!
そして、ブリザード公国が用を待っているとかいろいろ聞く。
用
「ここの地獄の奥に❨?❩の秘密がある。
これをなんとかしないと行けないからな〜。」
AI
「そういえば、用様、マイネって方の名前言ってましたけど…」
用
「前世のね、ロクでもないやつリストに載ってるやつだね。」
AI
「天界の職業訓練と言うわけで、今のパイン街で新人パートとして来ているのです。
トロイアルちゃんに、見張られてますが… 」
用
「しばけ!変なことしたら!しばく!路線で!」
AI
「メール送っときます。」
そんな、とんでもない異世界騒動の話題を話しながら用は、白いクリア・ロードを展開して
進んで行く!
そして…
今度は、まるで真っ黒な原油みたいな、
臭い!粘り気のある!どろどろした、
黒い海にたどり着いた…
AI
「ここを抜けたら、炎獄火炎殿のあったところです。」
ヌオっと、黒き海から大きなヘビとはまた違うワームとも違う、紐状のモンスター?らしきものが出てきた!
黒き紐状のモンスター
「誰だ!許可なくここに近づくのは!
消えろ!」
問答無用で、黒いブレスを吐いてきた!
用
「そうか!そちらがこのつもりなら仕方がない!もともとここは、溶岩の海であり、浄化の炎の海でもあった!
火がついても、別に構わない!
覚悟しろ!」
用
「クリア・フレイムエクスプロージョン!」
用が前から開発していた、クリアな炎を展開するスキルを、ここで使う!
黒い海に、マッチの火と同じ大きさの、
白い火があらわれる…
黒き紐状のモンスター
「ギャハハハ! な〜にがエクスプロージョンだよ!ギャハハハ! 腹がいて〜よ!ギャハハハ!」
用が、黒き海に指をさす!
白い炎が黒き海に触れると、
ボッ!
黒き海に火が付く!
ボッボッボッボッボッボッボッボー!
そして、海岸線に火が広がってゆく!
白き炎が黒き海に広がってゆく!
そして、あるやつにも、火がついた!
黒き紐状のモンスター
「ギャーーーーーーー!
熱い熱い!ギャーーーーーー!
やめろ!やめないと!ギャーーーーー!
熱い熱い熱い熱い!早く消せ!
ギャーッ!」
そして、黒き紐状のモンスターだけでは無かった…
黒き万を越す人型達…
黒き万を越すイヌ?
黒き億を越えるハエ…
全て、白き炎がついてゆく…
ギャー!
本当の地獄が、開幕した!
黒き海の向こうに座っていた大きな黒い人型が最後に見たのは、少年が歩いて行くところに白い道ができ、黒き海は、白き炎の海に変わり、
そして、歌?が聞こえてきた…そんな場面だった…
「か〜〜ンとッりーロ〜〜〜〜ど♬」
そして…門にも炎が燃え移る!
メラメラと燃えてゆく!
門番も、問答無しに燃えてゆく!
ギャオーーーーーーーー!
歌に調和しない叫びを添えて…
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