第209話 ついに本性を出した女…?

用の商店製造の木炭は格安で出回った。


まず、薪用に森を切り出さなくて


良くなったのである!


これはモンスター軍達に、壊された


街や、村の復興に大助かりである!



燃料分の木材を、建築に回せるからである。


あと、子供達が薪割りする


労力がいらなくなった!


何よりも?少量で火力が高く


煙が少ない!



これから、バボン王国は厳しい冬が来る。


かなり、好評であった。




バボン王国に、厳しい冬が来ると、


ブリードル帝国にも、


もっと厳しい冬がやってくる!




そして、ブリードル帝国では例年


魔の森森に、兵団を派遣して切り倒し、


それを薪に使っていたのだか…



魔の森の木は、切った次の日には


復元するほど、瘴気と魔素があったのだが…


ゴブリン・ジャイアントが


根こそぎ使ったので、無い!


今は、単なる森である!




王都まで、ほとんどの人間が


「真っ白」状態なので、経済すら動いてない


王都の火属性魔石は、すぐに無くなった。



薪を焚べるしかないけど…


薪も無くなった!



フロン海賊団が「魔の森」に


斧を、もって入ると…



魔人国の四天王軍が、臨戦態勢で


防備を固めていた!




フロン側近メイドC(フロン海賊団員)

「かなりまずいです!


今、こちらの本当の戦力を


計測されるのは、致命的なので


撤退させました!」



フロン皇女(大海賊王フロン様)

「よろしい! それでいい!


だが…このままでは、まずい!


冬を、越さないと!


それに、なんだこの寒さは!


いつもだと、1番寒い時で庭の氷が


1ミリくらいなのに、


まだ始まったばかりで、


すでに5倍の厚さだぞ!」




ゴブリン・ジャイアント戦の影響で、


寒さが、10倍位になりそうである…



例年…最寒日マイナス1℃位の地域が、


ずっと連日連夜マイナス10℃になる以上


の異常気象である。




フロン側近メイドD(フロン海賊団員)

「陛下代理!


(謀反心が無いと宣伝するために


部下には、代理をつけさせている)


ヨー・ヨーガは、召喚勇者です。


かなり、異世界の知識を使って


役に立ててます!


ここは、あの杉谷達を使って、


我らも、異世界の知識の恩恵を!」




フロン皇女(大海賊王フロン様)

「それもそうだな!


よし、この危機を乗り越えさせろ!


わかったな! 」



フロン側近メイドD(フロン海賊団員)

(ヒヒヒ! うまくいったな〜)



日ごろ、杉谷に尻を触られて、


腹が立っていた仕返しが、杉谷達を襲う!




杉谷達、クラス優遇組に


越冬する、異世界の知識と


何かの道具を作れ!


そんな命令が下る!




いつもなら、杉谷達は誰かに押し付けていた。


だが、そいつらは自爆要員にされた…


ヤバい!


杉谷達に危機感が生まれる!




旧田丸 則子

「ヒャヒヒ!


馬鹿じゃないの~


そんなの簡単よ〜!


異世界の知恵?


そんなのいらない!



この報告書に、


国境付近のこちらに寝返る予定だった


元公爵の街に、ヨーガ商店の支店が


あるじゃない!


どうせ、今戦争で人手不足で


誰もいないのでしょう?



そこから、木炭を盗むのよ!」




フロン側近メイドA(フロン海賊団員)

「ヨーガ商店とは、関係悪化したくはない


だからな、強奪はだめだ!」




旧田丸 則子

「だから、私が一緒に行くのよ!


用賀がいたら、私がこちらに勧誘する!


一石にでしょ!


あいつは私にメロメロ(大ウソ)


だから、大丈夫!


(私だけ、逃げてやる!)」



フロン側近メイドA(フロン海賊団員)

「ふーん。本当にだろうな?


私も、付いていこう。


逃げるとな、その新しい首輪が起動して


自爆するんだ!


でも、私とならそう判断されないから


付いて行ってやるのだぞ!


(自動の所がウソ!自爆装置は本当。)


ありがたいと思え!」



旧田丸 則子

「ハァ?マジか! クソ!」

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