第188話 ブリザード公国特務部隊出陣!




  用と、ゴブリン・ジャイアントの死闘

 その余波は、魔の森にものすごい影響を…

 なぜ?


 ゴブリン・ジャイアントが、

 ブリードル帝国ー魔人国間

 ホロン王国ーブリザード公国間

 バボン王国ー魔人国間

 国境の「魔の森」全ての瘴気を根こそぎ自分の能力を超えて、吸い込んだためである。


 まず、この状況で動いたのは、なんと!ブリザード公国であった!

 一時的にしても、「死の森」と「魔の森」が消えたのである。


 ホロン王国に土木工事をすぐに実行! 瘴気が戻っても大丈夫なように、トンネルを制作し始めた。

 出口予定は、旧ポンロ村跡地である。


 それと共に、宮殿では特務部隊が編成されていた。


女王  プリナ・デ・ブリザード

「うぅっ…やっと会える!

 これまで生きていて良かった!」


宰相

「聖カルッティ王国にスパイ潜入完了です!」


外務大臣

「バボン王国の海岸に、貿易船が到着しました!

 商人が、マイークラー街に支店を持ってますので、そこで情報を収集します。」


第1王女 チルド・デ・ブリザード

「特務部隊第1隊、編成終わりました。 今より、ホロン王国に向かいます。」


第2王女 アイス・デ・ブリザード

「特務部隊第2隊、編成終わりました。 今より、バボン王国に向かいます。」


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「フリーザー特戦部隊、編成終わりました。 今より、魔国に接触に向かいます。

 万が一のために、戦闘許可をお願いします。」


女王  プリナ・デ・ブリザード

「できるだけ、戦闘は避けよ!

 四天王がいるはずだ!

 この国書を、渡すように。

 ただ、昔みたいに襲って来たら、仕方ない!やれ!」


第3王女 フリーザー・デ・ブリザード

「は!」


外務大臣

「商人がマイークラー街に到着しました。 通信を始めます!」


商人シャーベット

「女王様、やっとマイークラー街に着きました。

 あの方は今パイン街に屋敷を持っているみたいです。


 ただ…

 その~

 ヴァーミリオン姉妹の姉さん達が、どうも、グラブ時代から苦手で…

 もしも殴られそうだったら、陛下助けて下さい!」


女王  プリナ・デ・ブリザード

「そうじゃった!

 よくケンカしていたな…フフ!わかった。

 では、頼んだぞ!」


商人シャーベット

「こんなにも、嬉しい任務があるでしょか。

 がんばります。

 それでは。」

 その頃、聖ボロボーン王国では、3人の女性…うん?どこかで見たような…

 3人の各国第1王妃が木に縛られていた!

 真っ黒な人間の形をしたモンスター?

 いや、ドロドロスライム?みたいなものが、3人に近付く…


黒い人型A

「娘たちよ!」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る