第176話 救出作戦を立てる2





 オークジェネラルK

「だとしたら、やべーな!

 オイ!オーク・ジャイアント様に報告だ!

 スケルトン・ジャイアント様行方不明

 リッチキングさんの部隊も行方不明

 遺跡が浄化されてる事もだぞ!」


オークメッセンジャーA

「はい。すぐに行ってきます!」


 ギャー!


 ドッカッン?


 ズドーン!


 ウゲー!

 あ~川の向こうに~

 ギョヘー!


 突然!元・バボン王国ーブリードル帝国国境砦にオーク達の、悲鳴が出始めた。


オークジェネラルG

「どうした! あん? なんだテメー! やんのか! 手加減なんてしねーぞ!」


「フー! あなたは他の、オークジェネラルとは違って強そうですね。行きますよ!」

 オークジェネラルGが、右手の斧を振り上げる!

 用は、オークジェネラルGの懐に入ろうと接近!


 オークジェネラルG

 「ニヤリ( ̄ー ̄)ニヤリ」


 右手を振り上げるまま、上半身を低くして右手を後方にそらして、左手を拳にして用に繰り出す!


 用はその太い左手の腕に上半身が並行になるように動き、双手にクリア・ダークを纏い、短く拳を撃つ!


 ジュオー!


 瘴気を纏ったオークジェネラルGの身体にクリア・ダークの光が左腕から駆け上がる!


 オークジェネラルG

「ぐぁ! クソ! なんだ! 力が抜ける!」

 オークジェネラルGと用は距離を取った!

 お互いに、相手の動きを見張る!

 オークジェネラルGは左手にも斧を持ち2つの斧を交差する、双斧の構え。

 対する用は、天地乱闘の構え!


 少しづつジリジリと、距離が縮む。


 ツー


 ツー


 そんな音がしそうな、集中するゾーンに入った時、用が動いた!

 ドッカッーン


 用の前に光線が走り…オークジェネラルGは跡形もなく消えていた。

 いや、魔石だけが残っていた…

 メイド 魔神デス・トロイが、撃ったライトレーザーの巻き添えになったらしい。


 チ~ン!

 (・_・)


 用

「オークジェネラルGよ…」

 魔石を持って、とりあえず袋に入れる。


 ヒュー

 風が、吹いて来た。

 トロイのやつストレス発散できてきて、少し、顔が朗らかになってきたな…

 まっいいか!

 さて、敵? オーク? ゾンビ?

 あれ?何か地面から灰色の煙出てない?

 思いっきり、ターン・モンスターを地面に放射してみる。

 地面が割れて、でっかすぎる芋虫が出てきた!


 ゆみ

「ギャー!喰らえ~!」


 ゆみさーん! カノンぶっ飛ばすときは、安全確認してね~!

 穴の開いた大きな芋虫?はトロイアルに、トドメをされた。

 用は、クリア・ダークで芋虫?を浄化する。

 そんなこんなで、国境砦を奪還した。

 ゴーレムを、千体召喚して常駐させる。

 特級魔導ハト便を使い、ミルトさん経由でバボン王の許可を取る。

 これで、王都に攻め込んだオーク軍団を大きく包囲した。


 さて、魔の森に入るか。

 また、ゴブリン・ジャイアントか~


 ( ゚д゚ )クワッ!!


 気を引き締めないと!

 しかし、その時用は全く気にしてなかったが

 ブリードル帝国の近くを、行くと言うことに 後々………

 あれ?影響ってあったっけ?


 あったか? 


 

次回予告


 王城内の修羅場!その1


 消えた王妃! です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る