第153話 黒い怪物vs大オババ達?
フロン皇女を、追って来た黒い怪物…
いったい、ヤツはどこに行ったのか?
きっかけは、聖カルッティ王国のオババであった。
オババ
「こいつは、まさかブラックコフィンの中身か?
だとしたら、チャンスじゃ!」
女王メルト・ラ・カルッティ
「何がチャンスじゃ!ボケ!
あんな邪悪なものを目の前にして、狂ったのか?」
大オババ
「狂ってなぞおらんは!
アレの核は、第1世界樹のユグドラシルの実じゃ!
さっさとアレを倒して種を手に入れるのじゃ!わかったな!」
第1王女 ハーノ・ラ・カルッティ
「どうやって?
魔法効かないみたいだし、矢も効かない!
近づけば、食われるでは方法がないじゃないの!」
第2王女 プルト・ラ・カルッティ
「いいこと考えた!
そうね、倒し方知っていて、あの化け物を作った容疑者の内のやる気が無い二人を、無理矢理やる気が出る用に、したらいいのでは?」
第3王女 メルード・ラ・カルッティ
「なるほど!そうでございますわね!では!」
ガシ!
メルードがオババの両脚を、つかんで回転振り回して、オババを黒い怪物に放り投げる。
大オババに、ハーノが飛び蹴りを喰らわせて、黒い怪物の方に飛ばす!
オババ
「ギャー!来るな!~」
「ファイヤーアローアローアローアローアローアローアローアロー」
ドッドッドッドッドッドッドッッカーン
大オババ
「ヒー!殺られてたまるか!」
「ライトニングスピアー スパークランス
ライトスピア ライトレーザー 」
バリバリバリバリバリ
ピカ?
しかし、黒い怪物には、効いていないようだ。
ライト系が効くはずだが…
大オババのものは、少し凹んだだけで効いたのかわからない。
「「「逃げろー」」」
全員逃げ出した!
しかし、黒の怪物は目標をオババ達に変更したのか、追ってくる。
だめだ!迫ってきた!
第2世界樹サブドラシルの結界内に逃げ込むのだが…
バリバリバリバリバリバリ
パリーン
あっさりと、とっぱされた。
もう逃げ場所は、世界樹のダンジョンしかない!
「ヒー!」
必死で逃げる6人!
「シャー!」
おいかける、黒き怪物!
そして、ダンジョン前に来たとき…
スポン!
あれ?黒き怪物が、ダンジョンに吸い込まれた!
「「「「「「
助かった~
」」」」」」
しかし、事態は深刻になった!
そう!誰も帰らずの世界樹のダンジョンに新たな黒い怪物が加わってしまったのだ!
オババと大オババが、倒れている。
MPを欠乏症なのだろう。
この二人を、黙って簀巻きにする。
あの黒い怪物のことを、知って知るみたいだ!
しっかりと、事情聴取しないと…
気が重くなる王女達であった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます