第33話 奴隷購入資金の金策

「ただいま」

ノブシゲは家に帰った。

もう、サクラがいた。


「どうしたのー?ノブシゲ」

「何か変か?僕」

「うん。深刻そー」


声で落ち込んでいて解るぐらいらしい。


「まず、謝らないといけない事が二つ

 せっかく、サクラに作ってもらった薬を売る事にした」

「えっ、どうしたのー?」


「実は・・・。今日、奴隷商に行ったんだ。

 パーティメンバーを増やしたくて・・・。

 そこにアイリがいた。

 購入する事にした」

「えーっ。

 たしか、学友だった人だよね」


「うん」

「アイリさんがー・・・」


「うん。それでアイリさんを買いたいと思ってる」

「それで足りそー?」


「微妙かもしれない。

 明日、薬の査定結果が出るからそれ次第。

 あとは、金貸しか装備を売るか。

 どうしようか考えている」

「そんなにー良い装備あるのー?」


「うん。これとかは以外と高いんだ。

 特殊装備だから」

「そうなんだー。

 けど、装備はだめだね」


「僕も最終手段だと思ってる。

 あと、事後報告で申し訳ないと思ってる。

 恋人になったサクラに怒られるかもしれないけど・・・」

「それは、別にいいよ。

 助けたいんでしょ」


「うん」

「買ったあと、アイリさんはどうするの?」


「もちろん、パーティに入ってもらう。

 ただそれだけ・・・。

 聖者だから、将来的にはすごく良いと思うんだ。

 才能もあったし・・・。

 本当は前衛職が欲しかったけど・・・」


「恋人にはならないんだよねー」

「うん」


「そういう事ならー、私も出すよー。

 あんまお金ないから、5万ゴールドぐらいだけどー」

「けど、所有者は一人しか登録できない」


「そしたら、貸すよー。分け前から返済する形でどー?」

「そんな好条件で良いの?」


「うんー。困った時はお互い様ー。それがパーティでしょー」

「サクラも何かあったら言ってくれ」


「うんー」


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※ 変更なし


◆ノブシゲ

 ・冒険者ランク Cランク

 ・情報師 Lv36

 ・人間族 18歳

 ・武器:ショートボウ(毒属性付与)レイピア

 ・防具:皮の兜と鎧(認識妨害属性付与)皮の靴(スピード付与)

     皮の小手(光魔法付与)

 裏切られた事が多く、人の見る目はない

 172cmでそれなりにかっこいい

 攻略に関する準備や作戦立案、索敵活動が得意

 秘密にしているが、様々な装備や道具を作る準備をすると神級

 サクラとエリザベスのハーレム関係



◆サクラ

・冒険者ランク Cランク→Bランク

・レンジャー Lv22

・エルフ 17歳

・武器:弓(威力は凄い)ショートソード

 防具:皮の兜と鎧、靴、小手

 165㎝でおっぱいが小さいがすらっとした美人さん

 特に緑のショートヘアーと眼の可愛い


 

◆エリザベス

 ・冒険者ランク Aランク

 ・情報師 Lv60

 ・猫耳族 19歳

 152㎝でおっぱいとお尻が大きくエロい体つき

 みんなのアイドル

 人間関係等人に関する情報収集が得意



◆アイリ

 ・冒険者ランク 不明

 ・聖者 レベル不明

 ・小人族 18歳

 ノブシゲの学友。

 お人よしで騙されやすい

 ノブシゲと奴隷商でのびっくりする再会を果たす



◆ユリ

 ・冒険者ランク 現在は不明 別れた時はCランク

 ・鍛冶師 現在は不明 別れた時はLv40

 ・ドワーフ 18歳

 ノブシゲを裏切ったパーティのメンバーで結婚を誓い合った仲&幼馴染



◆あやめ

 ・冒険者ランク 現在は不明 別れた時はBランク

 ・剣士 現在は不明 別れた時はLv45

 ・狐獣族 19歳

  ノブシゲを裏切ったパーティのリーダー&幼馴染

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