第8話 階段から落ちて頭にヒビを入れてみる 1


 現世はスタローン、前世は船坂弘な七沢です。

 しかし!そんな私にも鍛えられないものがあります!


 それは脳!そして頭蓋骨! ←や、ゆきのさんのなら鍛えそう……


 いま、「ああ……だからアホなんだな」って思った人は前に出なさい。そういう意味ではありません。

 確かに私はアホですが、この場合の「鍛えられない」は物理的なものです。

 繰り返します。

 そういう意味ではありません。


 私にはひどい寝ぼけ癖があります。

 ほぼ夢遊病に近いもので、そのせいで全身打撲や謎のアザ、ぎっくり腰、階段落ちなども経験しています。


 寝ぼけて自宅の階段の一番上から転落した時は、口唇裂傷くちびるさけた歯牙欠損はがおれた、手足捻挫、全身打撲等を負いました。全身の痛みで、しばらくは這いずらないと動けなかったほどです。

 さすがに「寝てれば治る」が口癖の私の両親も病院に連れて行ってくれました。


 まあ当たり前だよね。

 鼻と口から血を吐いて、血だまりの中で気絶してる娘を見たら。


 ↑……救急車って、知ってますか? 意識なかったら呼んで下さいね?


 さてそのときは「どこも骨折れてません」の一言で病院から返され、「じゃあ寝てれば治るね」ということで一週間くらい寝込んで治したのですが……。

 また落ちたんですよ。

 今度は起きているときに。うっかり階段の三段目くらいから。


「三段目だから平気じゃないの?」という母の意見もあったのですが、思い切り頭を床に打ち付けていたので、両親は念のため病院に連れて行ってくれました。


 ……ヒビが入っていました、頭蓋骨。

 あと、脳がなんだかんだと言っていました。

(確認のため両親に聞いてみましたが、「脳がどうなったか」は2人とも「どうにかなっていた」しか覚えていなかったので曖昧な表現で申し訳ありません)


 ↑多分頭蓋骨の内側、硬膜外血腫かな?

 さすがに脳出血だったら帰せないだろうし。

 でも今の小児科は硬膜外血腫でも一泊入院くらいさせると思うけどなぁ?


 まあヒビということで特に命に別状はなく、やはり「寝てれば治る」で終わりました。

 でも、このことから、頭部外傷というのは、落下した高さや他の部位に受けたダメージからでは頭部に受けたダメージは測れないというのがわかると思います。


 ですから皆さま、頭を何かにぶつけたら、「寝てれば治る」と言わずに病院へ!

 階段の三段目から落ちて死ぬのはアホらしいですよ!

 特にお子さんの頭蓋骨は柔らかいので割れたりヒビが入りやすいそうです。


 本当に、少しでも心配なら病院へ!

 頭部関係のことなら病院は夜間救急でもそのことを考慮して診察してくれます。

 救急車を呼ぶのも恥ずかしいことではありません。どうしても恥ずかしい時、騒ぎになってほしくないときは「家の近くまで来たらサイレンを止めてほしい」と頼めば止めてくれる時もあります。


 とにかく、頭をぶつけたら病院へ!

 あと、いま私がアホなのは「脳がどうにかなった」からではないと思います……たぶん。


 ↑あほではないと思いますが、そのスタローンっぷりはやはり「脳がどうかなった」のではないかと思ってやみませぬ。

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