　なんとか年を越すことができそうです。

　いやー、一年って短いですね。ついこの間年越したのにもう？　って感じです。年々短く感じやすくなるっていうのは本当だったみたいです。

　有名な話（ジャネーの法則というやつ）ですけど、主観的な人生の半分は二十歳だと言われています。そう考えると、さらに加速して時間は進むようになるってことですよね。

　でも逆に考えれば、僕は、人生の半分くらいは生きた、ということにもなります。今死んでも、半分は人生を生きることができたことになる。そう考えると少し楽になりますね。

　来年は、そんな感じで楽観的に生きていきたいです。悲観的に、被害者面をしたって、病気は治らないし、楽しいことは起こりません。だから楽に、笑って生きていけたらいいな、と思います。

　この日記を読んでくれている皆さんも、来年は良い年になるといいですね。皆さんには感謝してます。病室にいて、日記を書いてるときだけ、外の世界に出れたような気分になるんです。反応が返ってくると、どこかで生きてる人と繋がっているという事実に嬉しくなり安心します。僕がまだ生きていることが確認できるみたいで。本当に助かってます。

　さて、あと数時間で2021年は終わります。僕は悔いのないように生きて、油断せずに年を越したいです。皆さんも無事年を越せるよう祈っています。それでは。皆さん。良いお年を。