彼女の瞳に映る蒼、あるいは紺色の空
まんごーぷりん(旧:まご)
はじめに&登場人物紹介
こんにちは、作者のまんごーぷりんです。この度は『彼女の瞳に映る蒼、あるいは紺色の空』をご覧くださり、ありがとうございます。
本作は、私が数年前に連載していた『私の珊瑚と花紺青』(未完)の大幅改稿(もはや別作)バージョンです。
以下、登場人物紹介です。★はヒロイン、☆はメインの登場人物、・は覚えても覚えていなくても物語の理解的には大丈夫な登場人物です。
≪登場人物紹介≫
★
本作の主人公。私立豊桜学園女子部の中学及び高校を卒業後、某国立大学の理学部数学科へ進学、教員免許を取得し、新卒で母校に数学教師として就職した。物語開始時点で、教師三年目。やや大雑把な性格だが、自分が幸せに生きるための努力は惜しまない。生徒からの人気は並。「何を考えているのか分からない」と嫌煙する生徒がわずかにいる一方で、「愛想はあんまりないけど、なんやかんや、一番頼れる」という生徒もかなりいる。
飲み会の帰り道、バラエティショップで再会した春子を家に招待したことから、不思議な同居生活が始まる。春子に対して、わずかにコンプレックスを抱いている。
☆
美雨の高校時代の同級生。私立豊桜学園女子部には、高校で入学した。美雨とは対照的に、完璧主義な性格をしている。自分にも他人にも厳しい上、やや押し付けがましい性格をしているため、頻繁に他人とぶつかる。
高校一年生の音楽の授業で美雨と出会い、高校二年生では同じクラスになる。長い時間を美雨と共に過ごしていたものの、美雨曰く「決して一番の親友というわけではなかった」上、一部の女子に目をつけられ、いじめに遭っていた。
大学卒業後は、有名なコンサル会社に勤めていた。
☆
美雨の彼氏。弁護士志望の司法修習生。非常に穏やかで、滅多に怒ることがない。頭も良く、彼氏としては非常に優秀。しかし美雨曰く「友人に写真を見せると、みんな苦笑いをして『優しそうだね』なんて抜かしやがる」。
豊桜学園の男子部出身で、美雨や春子とは一応高校時代から面識はあったものの、美雨と付き合い始めたのは大学卒業間近。
☆江本先生
ベテラン英語科教師。美雨たちが学生時代から教師をしていた。授業はつまらなく、美雨は学生時代よく寝ていた。現在、中学三年A組の担任を勤めている。クラスでいじめが生じたときに、隠蔽しようとした。
☆藤井
中三A組の生徒。クラスのリーダー格の女子から嫌がらせをされているところを、美雨に発見される。
☆東
中三A組の生徒。藤井へのいじめを、美雨に報告する。達観した性格。
☆本田
中三A組の生徒。藤井へのいじめの首謀者の一人。美雨に現場を押さえられ、三ヶ月の出席停止措置となる。
☆三島先生
一年目の国語科教師、トップレベルの私立大学出身のエリート。イケメンなので、生徒からの人気は厚く、「女子校のオアシス」という異名を持つ。なんなら、司法予備試験も通っているというのに、司法の道を捨て、教鞭をとっている。生徒との過ちが起きないように、若い(ルックスの良い)男性教員の採用を渋る傾向にあり、実際三島先生自身も危うく不採用となるところであった。しかし、彼が理事長の甥っ子であることが発覚し、採用。スキルが高すぎるがために、敢えてのコネ採用扱いになってしまった、なんとも不憫な先生である。
・牧野先生
二年目の音楽科教師、音大の声楽科出身。つやつやのロングヘアーで洗練された雰囲気を持つが、見かけにそぐわず酒豪な上、竹を割ったような性格をしている。年配の音楽科の教員と衝突しやすく、若手会に参加すると、美雨はいつもその愚痴を聞かされる。さばさばした性格から、生徒からの人気はかなり高め。
・竹下先生
美雨と同じ数学科の教師である。元々三年ほど、某IT系企業に勤めていたのだが、転職の末教師となった。美雨が恐る恐る理由を訊いたところ、「本当はプログラマーをやりたかったのに、営業ばっかりやらされてうんざりしたから」という単純明快、しかし確かにそれは苦痛だろうな、というものだった。後輩に甘い。生徒にはよくからかわれている。
≪どうでもいい設定集≫
★主人公・美雨の見た目情報
柔らかなダークブラウンの髪はミディアムの長さ。ニュアンスパーマをかけているが、本来はかなりツヤツヤのストレートヘア。身長は165cmと高めだが、顔は童顔で、そのアンバランス感が本人の悩み。
憂いを帯びたアーモンドアイ、そしてほんのり青く見えるほど澄んだ白目がチャームポイント。
☆春子の見た目情報
真っ黒で艶のあるロングヘア。パーマやカラーはせず、基本的にまっすぐ下ろしていることがほとんどだが、たまにイベントがあればヘアアイロンで毛先を巻いたりすることもある。身長は159cm、よく「160は欲しかった」と言っている。学生時代から大人びた雰囲気であり、「人妻」というあだ名がつけられたことも。
全体的に上品な雰囲気の見た目で、和装が似合うという裏設定。
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