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磯部 塩
第1話 プロローグ
私が怖い話を好きになったのは...いつからだっただろうか。少なくとも小学生の頃は大嫌いで、心霊番組が流れる度に布団にくるまりおそるおそる覗いていたはずだ。それがいまではどうだろうか、自分から怖い話を読み、語り、挙句に書き綴ろうとしている。
怖い話では1度行った心霊スポットに無性に行きたくなることを惹かれていると言うらしい。じゃあ心霊スポットに1度ま行ったことがないのに無性に行きたくなっている私はなんなのだろうか...多分、心霊や怪異に「恋焦がれ」ているのかもしれない。...こんな話知り合いにバレたら馬鹿にされそうだ。
私は、心霊とは関わりはなかったように思う。心霊番組は親がよく見ていたが、心霊なんて見たことも、気にしたこともなかった...色々と知るまでは。
色々というのはネットで調べたとか本を読んだとかでは(まあ少しはそれもあるがそれの意味では)ない。最近...と言っても5年前くらいだが...親が霊を見ることを知った。金縛りやポルターガイスト?みたいな事にあっているのも、私も最初は信じなかった。しかしその話をされてから親がいる時に様々なことが起こるようになった。
ところで、話は変わるのだが(とは言ってももう既に変わりまくっている気がするが)吊り橋効果と言う恐怖の感情を恋愛に変えてしまうという現象があるらしい...親と心霊体験にあってから心霊に興味を持ち始めたのなら...それは「吊り橋効果」なのだろうか...?
これから話すのは以上の文章からわかるよくわからない怖い話だ。
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