第28話sideイザベラ&アルフレッドざまぁ
「報奨金の借金返済に充てられるお金が六割へと変更になりました」
「ーーーーはぁッッッ??!!!、なんでよッッッ!!五割なら元金減らせるんじゃないの!!!」
ひもじい思いをしながらなんとか借金を返し続けるアルフレッドとイザベラ、しかし、なぜか借金返済に充てられる割合が増加した、イザベラは怒り狂う。
「こちらの独自の調査により、貴方達がイヴ・ペンドラゴンさんの私物を勝手に売り捌き、お金を得ていたことがわかりました」
「「ーーーウッッッッ!!!」」
「よってこのお金も借金へと追加、利子も増加したことにより、五割では足りなくなってしまったのです」
「だ、だからって」
「やめろイザベラ、何言っても無駄だ」
「理解してくれて何よりです、それではまた」
借金取りの男は去っていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ーーーちょっと!!なんで報酬がこれだけなのよ!!!」
「すみません、先週イザベラ様達が借金返済せずに豪遊してしまいましたので、今度から報酬は借金返済料を抜いた状態での提供となります」
「ハァッッッ??!!何言ってんのアンタ!!とっとと金を持ってきなさい!!」
「そうだ早くもってこい!!」
これには流石にキレたアルフレッドと喚き散らすイザベラ、困った顔のギルド職員。
「ーーー軍の者だ、通報があってきた」
「「ヒッッッ」」
「またお前らか、また牢屋へ入りたいようだな」
「「ヒィぃぃぃィ!!!」」
ギルド職員はこっそり軍へ通報、日常的に迷惑をかけているイザベラとアルフレッドはもうすでに何回も軍のお世話になっていて、もはや顔見知りと言っても差し支えない、軍人はそのまま二人を連行する。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます