第7話・・「特別授業」後編
休憩時間が終わりまた授業が始まった!
「お前達、チャルメラの音楽を知っているか。そーだチャルメラだ!」
「ちゃららら~ちゃららららのですか?」
「そうだ!音階で言えば
ドレミレド ドレミレドレになる。
この音階に歌詞を付けてみろ!」
無茶振りだった。でもこの音階で歌詞を付ける事がハメコミの勉強になるのだ!
みんな頭をかかえていた。
チャルメラの音楽は音階で言えば11音だ。11音で歌詞を書かなければ行けない。
僕は色々と考えた!
「街の中、なんぱするよ」
「そこどけよ、お馬走る」
「苦しくて、何も出来ん」
「忘れたぞ、べんとう箱」
「宿題を、しわすれたぞ」
いまいちピーンと来なかった!
何度も何度も書き直しては消しての繰り返しだ。
すると、先生はとんでもない提案をしてきた
「ようし、できたら曲にあわせて歌って見ろ!」
と言うのだ!
僕はまた焦った。下手な歌詞は付けられないと思った。何で行こうか?と思った時、少しだけ閃(ひらめ)いた
「君は僕、愛してるか?」
で行こうと決めた!
みんな四苦八苦している中、僕の番がきた。
僕は、
「君~は~僕~、愛してるか?~」
と歌った。
クラスの仲間の反応はいまいちだった。
こうして、安藤特別顧問の授業は進んで行く。そして本日最後の授業は一つの詞を作る事だった。最初に作った詞を発展させて一つの歌詞にする事を提案された。
そして僕は色々と考えて
・
・
・
φ(..) カキカキ カキカキ カキカキ カキカキ
「 さぁ!今からでも、海に行こう
星空を見に行こう
海岸線、車飛ばし着いたのさ
誰もいない砂浜
月が二人を包み込み
波の音(ね)が騒いで
夜空の星を眺めたら
涙が溢れ出す
そして、いつか二人の幸せ
考えている夜だよ
自分が、小さく感じる時には
思いっきり泣けば良い
涙を出し思い切り泣き叫べば
感じなくなるさ
だから心配する事ないよ
さぁ!勇気を出して
自分の殻から飛び出そう
海を泳ぐ様に
そうすればいつの間にか
心に朝日が昇るよ 」
こうして一つのの作品ができた!
すると、先生は
「みんな出来たか?じゃ!その作品に
タイトルを付けてみろ。タイトルは
その詞の顔だ!その顔が良くなけれ
ば、良い詞とは言えないぞ 」
僕は色々と考えてこうタイトルを付けた!
「二人の幸せ」と名付けた。
こうしてアイドル学部の特別授業の1日は暮れて行った
第7話・・「特別授業」後編・・完
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第8話・・「未定」
乞うご期待♥️
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