北海道酪農家1ヶ月研修体験日誌(1)

私は、今から35年前ですが、高校生の時に北海道酪農家に1ヶ月研修に行きました。

その時の事を書いて見たい思います。

場所は、勿論、北海道ですが、地名は、千歳市です。牧場名は、●●牧場としますが、約300頭の牛(乳牛)が、います。

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そのうちの約100頭位が、搾乳(お乳搾り)をします。搾乳は朝夕の2回行います。

では、ここからは、ある1日の作業を書きます。酪農家の朝は、とても早い(酪農家ならば当たり前ですが)朝4時半に起きます。

そして、顔洗い作業着に着替えて朝5時から作業開始です。まず牛🐮さんに餌(配合飼料)を与えます。その時に牛が逃げないように、首輪を固定して搾乳の準備をします。北海道では、パイプラインミルカーと言う搾乳機を使いますが、これは4本ある真空の筒を、牛🐮さんのお乳に着けて搾る機械です。パイプラインなので、搾られた元乳は、パイプを通り、タンクに運ばれます。その時に気付けないといけないのは、病気(乳房炎)が混じると、すべての元乳が、駄目になるので確実に搾り切らないといけません。

乳房炎は、搾乳時に残っていると直ぐになるので、経験が必要です。それと平行して、

次の牛🐮さんの乳房を拭く作業があります。搾乳前は、乳房が汚れているので、温かいタオルで、乳房を、綺麗に拭く作業です。それをしないと牛乳が汚れてしまいます。乳房を拭くとお乳が出て来るので手で搾ります。最初の方は、牛乳が汚れているので出します。

その作業を、すべての牛🐮さんにしてゆきます。

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搾乳だけではありません。餌やりもやります。なので、2組に別れて作業をします。搾乳班餌やり班です。搾乳班は搾乳終われば、後始末をします。パイプラインミルカーを丁寧洗い作業が終わります。一方で餌やり班は、搾乳している、牛🐮さんに配合飼料与えたあとに、乾燥している牧草与えます。それと平行しわらを与えてその他にいる牛🐮さんに餌やりをします。ほ乳(子供の牛に乳やり)も餌やり班の仕事です。わたしは、交互餌やり班と搾乳班してました。それがすべて終われば朝ご飯なります。


3時間かかります。夕方5時から作業をしますので、終わるのは、午後8時くらいですね。他の作業は、また呟きます

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