第165話 石の上にも三年、ですっ!
石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
(「石の上にじっと3年も座っていれば、石も暖まる」ということから)どんなに辛くても辛抱していれば、やがて、何らかの変化があって、好転の芽が出てくると言うこと。
-ウィクショナリー 日本語版より-
これが本来の意味なのだけど。
仕事もね。
当てはまると思うのだよ。
辛い仕事なら、3年も辛抱する必要は、わたしは全く無いと思うけど(笑)
そうじゃなくて。
新しい仕事(事務に限る)の場合は、
1年目:訳が分からず、教えてもらった通りに、またはマニュアルや手順書通りに対応する。
2年目:1回対応しているので、なんとなく要領は分かっているため、問題点や改良すべき点も見えてくる。
3年目:2年目で見つけた問題点や改良点を自分なりに改善して対応する。
な感じだと思うのです。
だから、仕事を自分のものにするためには、少なくとも3年はかかるなと。
そう思っているのです。
でもね。
これが営業のお仕事になると。
3年もかけてたらはっきり言って仕事にならんわけですよ。
長くて1月、短いと1週間足らずで前任者から引継ぎを受けて、顧客対応しなければならないでしょう?
だから、何を言いたいかと言えば。
営業の感覚で事務を語るな(逆もまたしかり)
ということなのです。
わたしの周り(というか、今の職場?)だけなのかもしれないけれども、
「事務なんて○○でしょ、どうせ。俺らが営業で稼いだ金でおまえらの給料払われてんだろ」
的な発言(ここまで酷い人はさすがに稀ですけど。確実に存在はする)が多いのですよねぇ、営業の方。
そして。
何を隠そう(別に隠す気は無いし、隠してもいない)、今の上司がおそらく、このタイプ。元営業でバリバリやってた人みたいだからさ。
「会社は異動があるのが当たり前だから」
と、1年2年で、ようやく育ってきたかな?という人を簡単に異動させては、
「人が足りないなら、また人を入れればいいでしょ」
という感覚。
我らの事務という仕事がどういう性格のものかを、何度も説明したところで、聞いているフリだけして聞き流している事にはもう誰もが気づいているから、もう誰も何も言わなくなったけど。
そして。
今職場は壊滅状態・・・・どう責任とるんだろうなぁ、あの人。
今後が見ものだな、なんて思っていたりする。
【どんなに辛くても辛抱していれば、やがて、何らかの変化があって、好転の芽が出てくる】
が本来の意味だけどさ。
辛抱し続けて出てくるのが、好転の芽だけとは、限らないよね。
それで潰れてしまった人を、わたしは何人も知っている。
わたし自身も、潰れかけたし。
今もまたひとり、大事な同僚が潰れてしまった。
彼女は何度も繰り返し訴えていたのに。
その『石』がね。
本当に、自分に合う『石』なのかどうかの見極めが、大事になってくるんだよね。難しいんだけど。
今、わたしにとっての『石』は、上司なのかもしれないな。
だったら、わたしにはあの『石』はもう絶対合わない事が明確だから、あとは『石』が転がる(異動する)までの、辛抱なのかな。
どうせ数年経ったら、転がるだろうし(笑)
もしかしたら。
あの『石』が転がり去った後には、ものすごく綺麗なお花畑が広がっているかもしれないしね(#^.^#)
・・・・っていうのは、ポジティブ過ぎか(+_+)
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