第148話 琴線に触れる曲

 聴くとね。

 絶対に、ジワッって涙が出て来る曲って、無いですか?

 わたしはね、あるんですよ。


 ●モルダウ(スメタナ)

 ●Lemon(米津玄師)

 ●Shape Of My Heart(Backstreet Boys)

 ●Puff, the Magic Dragon(ピーター・ポール&マリー)


 この4曲はもうね。

 ダメです。

 他にもまだあったはずだけど、今明確に分かるのは、この4曲。

 お店のBGMで掛かっているくらいなら大丈夫なのですけど、1人でじっくり聴いているともう・・・・なんでだろうな。

 絶対泣けてくる。


 モルダウはね。

 中学の時だったかなぁ?

 合唱コンクールで他のクラスが自由曲で歌ってたんだよ。

 いいなぁ、わたしもあの曲が歌いたかったなぁ。

 なんて思ったけど。

 ・・・・いやいや、歌わなくて良かったよ。歌いながら泣いていたかもしれない。

 別に歌詞に感動した訳じゃないんだ(あんまりよく覚えてすらいないくらいだし)。

 最初の出会いは、もっと前。オーケストラの曲だったからね。

 小学校の、音楽の授業だったかな。

 それでもやっぱり、じんわりきたんだよねぇ・・・・

 コンサートとかで聴いてしまったならばきっと、号泣してしまうに違いない。

 これはコンサートでは聴いてはいけない曲だ、きっと(>_<)


 Lemonはね。

 もう皆さんご存知の(笑)

 ドラマの主題歌だったんだよね、石原さとみちゃんが主演の。

 あのドラマも好きだったんだけど。

 あの話ともかなりリンクしている歌詞だから、なのかなぁ?

 でも、そんなことないな。

 曲だけで、独立した世界観が、確立されているから。

 本当にね。

 在宅勤務の時に聴きながら仕事してても、フッて力が抜けた時にちょうどこの曲がかかっていると、泣けてきちゃうんだよねぇ・・・・困ったもんだ。

 歌詞もそうだけど、曲調もグッとくるんだよね。

 逆に。

 同じく米津さんの曲で【感電】という曲。

 これまた違う意味でグッとくる。

 毎回、聴くたびに惚れる。そうだな。「惚れる」という言葉が一番しっくりくる。

 CDでさんざん聴いた後に、ラジオから偶然流れて来たのを聴いただけでも、惚れる。

 米津さんの曲って、不思議な魔力・・・いや違った、魅力があるんだなぁ。

 ある意味「魔力」でも正解かも?

 ものすごく、惹きつけられるんだよねぇ…それが【才能】というものなのだろうか。


 Shape Of My Heartはね。

 友達がアルバムを貸してくれたの。

 Backstreet Boysの。

 わたしほとんど、洋楽って聴かないのですよ。

 歌詞が聞き取れないし意味が分からないから(笑)

 一生懸命歌詞を聞き取ろうとして、聞き取れなくて、疲れちゃう(笑)。邦楽だって歌詞聞き取れないのたくさんあるのに、なんで洋楽だけ、ムキになって聞き取ろうとしてしまうのだろうかねぇ?不思議。

 でもね。

 素敵だから聴いてみて!って(あれ?そういや某M氏のアルバムも、彼女から借りたんじゃなかったかねぇ?)。

 で、聴いてみて。

 ドハマリ(笑)。

 もちろん、突然歌詞が聞き取れるスキルが身に付いた訳ではないですよ?

 でもねぇ。

 なんか・・・・いいんだよねぇ。

 優しくてほんのり甘くて切ない感じ。キュン☆です♪

 だからね。

 この曲を聴いたときにジワッって涙が出るのは、なんていうか・・・・幸せの涙?

 なんつって。


 最後に。

 Puff, the Magic Dragon。

 これとの出会いは確か、中学の英語の授業じゃなかったかと。

 1回聴いただけで、大好きになってね。

 可愛いでしょ、この曲。

 ものすごく、可愛いのですよ、曲調。ポップな感じもするし。

 でもね。

 最後がね・・・・うぅ。切ないのよね。

 なのに、あくまで曲調も声も柔らかくて優しくて。

 これはね、英語の授業で習ったから、内容分かるのさ(笑)。分からなくても、好きにはなった曲だと思うけど…泣ける曲にはなってなかったと思うんだ。

 

 思い出すだけでも泣けてくる。

 胸が痛くなるんだよ。

 でも、なんていうか・・・・懐かしくて大切な、切ない思い出。

 そんな感じかな。

 名曲だよ。天才だよ。素晴らしいよ。

 子供にも大人にも、胸に響く曲、なんじゃないかなぁと思うんだ。


 なんだろうなぁ?

 感情移入しやすい人なんだと思うんだよねぇ、自分。昔から。

 そんで、人の感情の影響も受けやすい。

 悪く言えば、すぐ引きずられる。

 …自分が勝手に、引きずってしまうだけ、だけど。

 そういう星座らしいんで、占いによると(笑)。

 さて、わたしは何座でしょう?


 って。

 ・・・・どんな終わり方だよ、まったく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る