クリスマスの夜

「……はーい。どなたですか?」


 窓を叩く音で私は目を覚ました。

 カーテンを開けると人影が窓の外に見えた。


 サンタさんだ!


 私は嬉しくなってサンタさんを家の中に招き入れた。


 サンタさんは私に見つかって焦っているようだったが、優しく私の頭を撫でてくれた。


 早くプレゼントを貰いたかったが、先にお父さんたちにプレゼントをあげるらしい。

 



 しばらく待っていると大きな袋を持ったサンタさんが帰ってきた。


 「プレゼントください!」


 そう言うとサンタさんは袋の中からぬいぐるみを一つ取り出して私に手渡すと窓から出ていった。


 私は嬉しくなってそのぬいぐるみを抱き抱えながら眠りについた。


 次の日、お父さんとお母さんにサンタさんの話をした。


「聞いて! サンタさんが来てくれたんだよ! 毎日いい子にしてるからかな?」


 その話をしたら二人とも急に慌て出した。


 



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