約1分間読書 【スキマ時間に読める話】

師走 ゆう

「お母さん! 宝くじ当たった」

「お母さん! 宝くじ当たった」


 僕はそう声をかけたけどお母さんはこちらに見向きもしない。

 いつもお母さんは忙しそうにしていて、僕は毎日寂しい気持ちでいっぱいだった。


「……お母さん」

「うるさいわね! ご飯は適当に食べておきなさい。お母さん遅くなるから」


 そう言って家を出ていった。


 



 外が暗くなってもお母さんは帰ってこなかった。


 僕は寂しくなって友達に電話して一緒に遊ぶことにした。


 遊んでくれたお礼に僕はとっておきのプレゼントをした。




 その後、その友達は海外に引っ越した。


 僕は寂しくなって泣いた。





_____________________________________________________


よろしければ星(レビュー)やフォローをよろしくお願いいたします!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る