強すぎる剣聖は、死ぬのが怖いので転生したら、人類の力が衰退した500年後だった

サーモンエビマヨピーマン寿司

プロローグ 最強の剣聖

「炎剣!」


男がそう叫ぶと、男が持っていた剣が大きな炎を纏った。


「…来い」


対峙する男は角を生やし黒色の翼を持った悪魔。



悪魔王


数十年前に、突如、悪魔の軍隊を引き連れて現れた存在。


人類は凶悪な悪魔達を恐れた。誰もが死を悲しみ、絶望していたとき、一人の男がこう言った。


「俺がこの剣で討つ。それまで希望を捨てるな。絶望するな」


そんな確証も何もない言葉に人々は怒り狂った。


「ふざけるな!」


口々にそう言い放つ。


だが男は罵倒や暴言を聞き流し続ける。


「信じてくれ。俺は必ず、平和を取り戻してみせる」


その約束を今、果たす。


「終わりだ」


炎を纏った剣は、悪魔王の首を落とした。


その日、悪魔王は討たれた。

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