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    第1話:魔女の贖罪への応援コメント

    名前が上がっていたのでこちらも読ませていただきました。
    また辛辣なことを書きますが申し訳ありません。

    主人公の心情の変化を書くという意味では、こちらの方が読みやすいと感じました。

    ですが、読み手として気になった点があります。

    一つ、物語冒頭に詰め込みすぎ

    作者としては設定を練っているため、読み手よりも明確なビジョンがあると思います。
    しかし読んでいる人間は予備知識がない状態で読み始め、読みながら物語の世界観や登場人物の人物像を作り上げていきます。
    小説も漫画も、冒頭が一番大事だと思います。
    極論ですが、自分は小説は最初の三行で読み手を物語の世界に引き込めるかどうかで決まると思っています。
    異世界転生やタイムリープは昨今では有名であり、今さら深掘りする必要はないと感じているかもしれませんが、現実では起こり得ない超常現象です。
    読み手を置いていかないという意味においては、もっと丁寧に書かなければ読み手は離れると感じました。
    冒頭で今回の主人公は『何度も転生している魔王』であることが分かります。
    アイドル育成の話でも感じましたが、物語冒頭で何度も転生している主人公を出されても、情報過多です。
    転生ものは他の物語も全て同じような冒頭なのかと思い、冒頭だけ読みましたが、ドラゴンに転生する話は読み手を置いていかないように配慮されていると感じました。

    一つ、骨組みばかりで肉付けが足りない

    短編小説だからなのかもしれませんが、必要最低限に近い内容になっていると感じます。
    物語を書く上で必要な登場人物と、物語を進める上で必要な行動、それだけで終わってしまうと登場人物はただの駒に見えてしまいます。
    作者さんは登場人物の内面や人間性をどの程度深掘りして、それを作中で描写しているでしょうか?
    先にも書きましたが、読み手は読みながら作中の世界観や登場人物の人物像を作ります。
    物語を進める上で必要のない枝葉の部分も書くことで、読み手は世界観や登場人物の人物像を深く知ることができ、そこから愛着も生まれるのではないかと感じます。
    作者が書いていないものを読み手が感じることはできないと感じます。

    ガンダムの登場人物の解説の時『こういう過去の背景があり、このような情勢があり、家族構成があり、その結果このような行動をとった』というような話をされるかと思います。
    自身の作中の登場人物や世界観は、どの程度深掘りされているでしょうか?
    そしてそれをどのように伝えているでしょうか?
    パイロットは戦闘だけすれば良い…ということでは深みは生まれないし、魅力も人間味もありません。
    物語のために用意した駒ではなく、作中の世界を生きている魅力ある登場人物が沢山いないと、どれだけ外側を作り込んでも味気無い物語になってしまうのではないかと感じます。

    色々書きましたが、主人公の内面が描写されている部分は分かりやすかったです。
    辛辣なことばかりで申し訳ありません。
    応援しています。

    作者からの返信

    pox-blackさん、コメントありがとうございます。

    となると、そもそも主人公の選別に失敗している形なのかもしれませんね。
    ドラゴンの話は、読者と同じく主人公が何も知らないスタートでしたので・・・。

    やっぱり作中で、それってつまりどういうこと?と問える人選が凄く大事ですね。
    ドラゴンの話、その次の付呪師の話は昔晒したところ展開の遅さやご都合主義の足らなさなどを指摘されたので、それを踏まえると魔女とアイドルは勢いを重視しすぎたんだと思います。

    軌道修正、できるように頑張っては見ますが、間に合わないかもしれませんね。
    本当に助かります、ありがとうございますm(_ _)m