4−6TRUST③

「麻美―今日も遊ぼ―」あれから私たちは毎日遊ぶようになった。「お前ら毎日遊んでるな」同じクラスメイトであり、同じ施設で育った英二が話しかけてきた。「私たち、仲いいからね~」




「ただいま―」「あら、おかえりなさい」あれからも二人は本当の親のように接してくれていた。そんな二人に私は心をゆるしていた。「明日、友達と遊んでくるからご飯いらない」「わかった。でも9時には帰ってくるのよ」「は―い」

ピコン

スマホの通知がきた。誰からかなー


今週、土曜日遊べるか?


英二からだった。英二が誘うなんて珍しいなーまぁいっか久々に遊ぼっと


いいよ


次の日

「今日はどこで遊ぶ?」「今日はさ相談したいことがあるの。」「相談?」「そこのファミレスに入らない?」「うん…」いつもと違う麻美の表情に驚きながらも私はファミレスに入った。

「それで相談って?」「千代って英二の事好き?」「いや、ただの幼なじみだけど」「よかった。あのね私英二君のことが好きになったの」「えっ、麻美が!」驚いた。麻美は可愛いからもっとすごい人を好きになるのかと思ってた。「あいつのどこがいいの?」「最初はなんとも思ってなかったんだけど色々話していくうちにこんな優しい人いるんだなって。」確かにあいつは優しいのかもしれない「応援してくれる?」「もちろん。協力するよ!」

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