前のエピソード――４−２VS松本

「なんで優雅がここに？」「月があんな顔したことなかったから気になってな」「そうだったんだ。ありがとね」「それで松本がなんでお前を襲ったんだ？」「それは…」「言えないのか？ならいいや。でもさ、何か悩みあったら言えよ。俺も言うから」「あぁ言うよ」ごめん優雅これが解決したら本当の親友って言えるようになるから。それまでは待ってくれ

「じゃあ俺は帰るから。松本と話あるんだろ。」「ありがと」

「私は何も話さないわよ」「教えてくれ」「嫌よこんな目に合わされたし…」「教えて下さい。おねがいします」「ちょっちょっと土下座までして。あんたにプライドはないの？」俺のプライドなんてどうでもいいんだ。俺は松本を救う。そうすれば河原木も救われる。そうすれば優雅も…

「話してくれ。このとおりだ」「私の本性知ってるでしょ。こんなことされちゃ逆に言わないわよ」もうしょうがないかここは力尽くで

そんなときだった

「もうやめて、千代」「お、お母さんなんでここに」