2−6二人の戦い

「嘘だろ!」「やっぱり言ったとおりでしょ!なんかあるわよ松本さんには」「これからどうする?」「警察に行くわ」「そうだなそれがいい。」


2日後

俺は河原木さんに話を聞くために早くに学校にきた。

「あのあと警察に行ったのか?」「うん。でも、こんな違法な調査をしてる探偵ので調査は信じられないって…」その時ドアが開くと、

「なんかこそこそしてと思ったら、探偵なんかに依頼したのね 」「松本!」「本山も使えそうって思ったけど全然使えなかったわね」「それがお前の本性か?」「そうよわるい?カフェを潰そうとしたのはあなたも一緒でしょ?」「…」松本そう言うと河原木は下を向いてしまった。「でも聞かせてくれ。こいつが働いてたカフェを潰そうとしたのは客を奪うためか?他に理由があるなら…」「他に理由なんかないわよ。」「私は、あのカフェも店主の人も大好きだった。なんで奪うのよ。そんな理由で…」「まぁお互い様ってことで」そのときだった。松本が河原木の手をつかみベランダへ走り出した。「ちょっとやめなさいよ。」「一緒に死ぬわよ」バイバイ月君

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る