2−4真実と嘘

「でも松本がやったっていう確実な証拠は無いじゃん」「私見たのよあいつが私を見て笑ってその後にらんできたのよ」「あれ、いいがかりじゃなかったのか?」「そうよ、いくら私でもいいがかりで、あんな怒鳴らいわ」まてよってことは松本か河原木のどちらかが嘘をついてることになる。「河原木嘘じゃないのか?」「なら明日、探偵に頼んでおいた松本さんの家族の調査の結果聞きに行く?」探偵にまで依頼してるのか…これは河原木の言うことが真実っぽくなってきたな

でも…だとしたら松本は一体何者なんだ

「俺も明日行かせてくれ。」「じゃあ明日秋野原駅の東口で10時に集合ね。」「分かった」会話を終えるとクラスメイトたちが教室に入ってきたので話をやめた。


「お前なんで今日、来るのがはやいんだ?」席に座ると優雅が話しかけてきた。「まぁ色々あるんだよ」「何、色々って。気になるー」隣の席の亜豆が話しかけてきた。「えっえっと…」いきなり話しかけられたのでうまく話せなかった。「月、大丈夫かよ、そんな調子で。」「うるせー」笑笑

笑われた…「そういえば優雅、河原木さんになんか言われたりしてないよな?」「別に話してないけど。なんで?」「いや、ならいいんだ。」「そっか」


次の日

「本当に来たのね?」「なんで嫌そうなの?」「ふん。別に。とりあえず行きましょう。」

「ついたわよ」看板には角宮探偵事務所と書いてある。「本当にここ大丈夫か?」「一応ネットのレビューでは評価高かったわよ」「またネットのレビューかよ。」


「じゃあ開けるぞ。」「早くしてよ」ガラガラ 鐘の音とともに「ようこそ角宮探偵事務所へ」探偵らしき男が挨拶をした。「調査を依頼したものです。」「調査結果は用意してますよ」

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