雪の幻影
虹のゆきに咲く
それぞれの想い エピローグ
交錯する想いは 寄せ合いながら二人を 幻想の窓へ
想いは飛び交う
温もりの中に僕は存在する
僕と君との大事な、大事なかけらだ
かけらとは何
かけらとは可愛いかけら
そういうかけらだよ
僕にとって
沖田さん
今、何をされていますか
私は何もしていません
沖田さんを想う以外に
やめて下さい
斬るのは
斬るなら
私の沖田さんへの切ない想いを切って下さい
どうして、君は二人なの
一人じゃないの
僕の君は誰
そんな辛い事をさせるなよ
ナナ、バナナ取ってきてあげるよ
パパという響きが一番響くな
パパの心に
どうして、そんなに優しいのかな
辛いじゃない
どうすればいい
この気持ちのやり場を
俺はなんのために
何故
斬らなければならない
どうして
宗三さん
ナナ、ちゃんと宿題しているか
ラモン、今度一緒に走ろう
パパがそばにいるから大丈夫だよ
怖くないよ
想いは想いを呼ぶけれど僕達の心は
何処へ
何処へ
消えていくのかな
せめて想いのままでいたい
どうして
こんなに意気地なしなんだろうかな
笑ってよ、サチヨさん
怒っているのかな
そうだよね
行かないで下さい
どうして
斬らないと約束したではないですか
優しい笑顔の宗光さんに会いたいです
ナナ、ラモン
パパは勝つよ
ママが元気になるためにもね
星と星との狭間の中に僕はいる
照らされる僕にはまだ
光が見えない
本当の君が
揺れ写る
心の中に
願いを込める
孤独なのかな
いや、ちがう
そこには孤独は見えない
想いに君がいるから
花が咲く
雪が散る
でも想いは散らない
生きていくために
もし・・・
僕が何かあったら
子供に伝えてね
先祖代々の宝物としてね
はい・・・
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