飲食によって体調を上げる

第28話 コーヒー


 この内容は、私自身の体を実験台にして自身の変化を記録しているものです。

 食べたり飲んだりするものを変えて自身の体調が変わっていくのか、気が付いた事を書いているだけです。

 サンプル数が、私一人だけと言う事、飲み食いするにしても時々いつもと違う物を口にしてしまっておりますので、そのような時の影響もあるかもしれません。

 同じ事をする場合は、自己責任にて行なってください。


 2024年の夏にコーヒーを1週間程飲まない時期が有りました。

 それまでは、常にレギュラーコーヒーを1日にマグカップ一杯分を飲むようにしてました。

 アイスコーヒーにすれば良かったのでしょうけど、冷たいコーヒーが好きではなかったので飲まなかったのですけど、その時に便の様子が硬くなったような気がしました。

 それまでは、1日に一回か数回の便が出ておりましたが、今日は出なかったと思っていたのですが翌日には出ました。

 しかし、いつもより硬い。

 硬くなると痔が気になるので、その時に何が違うか考えるとコーヒーを飲んでない事に気が付きました。

 その時は、暑かった事もあり自家製のジンジャエールを飲んでいたので水分は飲んでいたので、コーヒー一杯分以上の水分は取っていましたから、水分の影響で便が出なくなったとは考えにくかったので、飲んでなかったコーヒーの影響を疑いました。

 その後は、暑くても最初の食事の後に温かいコーヒーを淹れて飲み始めると、弁の柔らかさも元に戻りました。

 コーヒーは、利尿効果が高いと思っていたのですが、便の出方にも影響が有りました。

 これは、私だけに起こった事かもしれませんし、その時に飲食した別の何かの影響だったのかもしれません。

 ただ、その後は毎日マグカップ一杯のコーヒーを飲む事で便が硬いと感じた事はありません。

 コーヒーによって利尿効果以外に便の出方も早くなった事で硬くならないのではないかと考えだしました。


 そんな時、以前見た番組でコーヒーのアンチエイジング効果が有るという内容が思い出されました。

 その時に言っていた内容に、焙煎が強く黒くなったコーヒーにはアンチエイジングの効果を出す成分が増え、弱い焙煎だと若返りの効果の成分が残りやすいというものでした。

 若返りが起こるというのは信じ難い部分ではありましたが、アンチエイジングの効果は可能性が有ると思って見てました。

 

 そして、老化が起こる事に対する原因って何なのかと考え始めました。


 シワが増える。

 体力が落ちる。

 関節の痛み。

 老眼による視力の低下。

 薄毛、白髪


 ざっと、考えられる老化の影響を並べてみましたが、他にも沢山あるはずです。

 新陳代謝が悪くなって老化すると思っていたのですけど、それも何でなのかと突き詰めていったらどうなるのか気になり出し考え始めてしまいました。

 一般的なコーヒーにアンチエイジングの効果が有るのはなぜ?


 そんな時、古代人(ネアンデルタール人だったかな?)の歯に付着している歯石の成分を研究しているドキュメントをみました。

 その歯石には、栄養価の無い草が含まれていたとの事です。

 なんの草だったのかは忘れてしまいましたが、その成分は胃腸を整えるために効果が有るが栄養価は殆ど無い物だという事です。

 生薬というのは漢方薬や和漢薬と東洋医学が最初だと思っていたのですが、そんな古い時代から知られていた可能性が出てきた事に神秘を感じました。

 あの当時には文字による伝承が出来なかったでしょうから、口伝いで子孫に伝わり文明の発生と共に文献として残した事が漢方薬として確立されたのかもしれません。

 口伝いなら、何処かで途絶えてしまう事の方が多いでしょうけど、子孫が生薬の必要性に迫られていたら、親の生薬の知識は必死に覚え、必要に迫られれば他人の生薬の知識にも興味を示したでしょう。

 そして、生薬は直接薬効があるわけではなく、生薬を好む腸内細菌が生薬を食べて薬効成分を分泌し、その成分が人へ薬となって効いてくるとありました。

 直接的ではなく関節的に効果が出る。

 そこから、コーヒーのアンチエイジング効果は、利尿効果と利便効果を良くするから、結果としてアンチエイジングに繋がったのではないか?

 そんな事を思ってしまいました。

 便が残るのは、体に必要だと判断されて残るのかもしれないが、便の中には不要な成分も多い。

 それが、老化に繋がるのかもしれない。

 それなら、必要な物を常に取り込み早めに排泄できるようにしたらアンチエイジングになるのではないか?

 そんな事を考えるようになり、積極的に排泄する事を心掛けるようにしました。


 私は立ち仕事という事もあり、長時間労働になった場合の疲れも若い時期より強く感じます。

 その日の終わり頃になるとヘロヘロになってしまうのですが、夏場に水分補給をと思ってペットボトルのスポーツドリンクやお茶を買い込んで休憩中に飲むようにしました。

 その結果、仕事中に行くトイレの回数は増えましたが、1日2リットル前後の水分補給を行う事によって、少し時間が長くなったとしても、作業速度が極端に落ちる事も無くなりました。

 様々な成分が血液の中を流れているでしょう。

 その中には疲れる成分という物も有るのではないかと思えますが、積極的な利尿をする事で疲れが持続せず、仕事を頑張れるような気がしてます。

 そして、排泄したのなら、それを補給しておく。

 仕事中はトイレに行く回数が増えても水分補給を欠かさないようにします。

 疲れた状態で仕事の効率が下がり常に遅れ気味になるより、時々、トイレに席を外してもベストな状態なら空席の時間を補ってくれました。

 ただ、上司や周囲は、私の作業効率アップより、トイレばかり行く従業員と思っているでしょうね。

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