第23話 カンセンの新たな取組


 皮膚病のカンセンですが、徐々に良くなりはするみたいですが、完全に治る様子はありません。

 風呂に入って、ゆっくりと湯に浸かりだすと右腕のカンセンは、ほぼ、無くなってしまいましたが、両足のカンセンは、良くなる様子は無く、色々、試してみましたが、右腕のカンセンのように綺麗にはならず、むしろ、広がってしまったようでした。

 それに風呂に浸かると痒くて仕方がなくなってしまったので、風呂に入って、擦ってしまい、最悪な事に、血が出てしまう事になってしまい、その結果なのでしょうけど、足が腫れ上がってしまいました。

 仕方が無いと思い、ステロイド剤入りの軟膏を塗ってみたところ、1週間程で、一気に一部を残して皮膚は綺麗になってくれました。

 膝下からくるぶしまでの、ほぼ、全部がカサカサになってしまい、風呂に入って擦ってしまい血が出てしまい、ステロイド剤ではない軟膏では無理っぽかったので仕方が無いと思い塗ったのですけど、非常に効果が高かったです。

 それまで、半年以上ステロイドの軟膏は使かわず、ワセリンや血行促進用の軟膏を使ってただけだったので、そのせいなのか、目に見えて効果が高かったです。

 私の体の体質のせいなのか、ステロイド剤は使い続けるより、たまに使う方が効果が高いです。

 この、たまに使うステロイド剤については、私の体質だけに有効なのかもしれませんので、真似する時は、医師に相談してから行ってください。


 ただ、どうしても、完治には程遠い状況です。

 足が綺麗になってきたら、今度は、お腹と背中にカサカサが出てきてしまいました。

 結局、どこかが良くなったら、別のところが悪くなる。

 それの繰り返しになっております。

 ただ、救いなのは、全体ではなく、部分的だという事が救いではあります。

 今までは、右腕全体だったり、膝からくるぶしまでだったりと、皮膚全体を覆うようにカンセンになってましたが、今は、部分部分の皮膚がカサカサになってます。

 以前は、全身に広がっていたので、腹も胸も背中もカサカサだった時に比べたら部分的な発症ですから、このまま、ステロイド入りではないワセリンやら軟膏やらで様子を見ようと思います。


 そして、酷い部分が良くなったら、別の部分に出る。

 この繰り返しになるのは、根本的な部分が治ってないという事でしょう。

 だから、皮膚だけに軟膏を塗って、その部分だけ治っても別の場所に、また、患部が発生する。

 徐々に小さくはなっていますが、やはり、根本的な部分が治ってないから、カンセンが治らないように思えます。


 以前、お医者様から、カンセンの患者の血液内に何かの成分が増えると言っていた事と、別のお医者様から聞いていた話から、自身の免疫細胞が、皮膚を攻撃しているというのであれば、考えられるのは、免疫を抑えるための成分を増やすことが良いだろうと思うので、食べ物についても少し変化を持たせようと思い始めました。

 やはり、そんな中気になっているのは、食物繊維なので、それをもっと増やそうと思っております。

 ただ、気になるのは、知らない腸内細菌に、免疫細胞を暴走させる菌がいるのではないかと疑っております。

 一番疑っているのは、口腔内細菌が腸内に入って悪さをしているのではないかと思ってます。

 これについては、医師免許も薬剤師免許も持っていない私には調査する事ができません。

 できれば、私の腸内細菌の全部を調べて、健康な人の腸内細菌との違いを確認したいと思っております。

 おそらく、腸内に何かの細菌が、健康な人より多いのかもしれないと思っていますので、何かの機会があったら、調べてもらいたいと思っております。


 出来ない事を考えていても仕方が無いので、食物繊維を多く取れるように食事を変えようと思います。

 そんな中、気になる食材が、「もち麦」をご飯に入れて食べるというものでした。

 野菜の多い食生活を行っていたのですが、まだまだ足りないのかもと思っているので、別の食材を食べたらどうなのか調べたいとも思うので、ネットや動画から拾ってきた情報から、試してみようと思っております。

 食材については、まだまだ、色々試してみようと思ってますので、3ヶ月程度続けて様子を確認するようにしてみます。


 あと、クラフトオリゴ糖を見つけたら、それも試してみようかと思っております。

 近所のお店を回ってみて見つけたら試そうかと思ってます。

 ただ、免疫抑制物質を出させるために有効な食物繊維を多くしても治る気配が無い場合は、何か別のカンセンを引き起こす腸内細菌が、私の腸の中で活動している可能性を考えなければならないのかと考えております。

 その可能性が出た場合、対応策は、非常に苦しくなります。

 これは、私だけの仮説なので、お医者様も協力してくれないでしょうから、目的の腸内細菌だけを減らす方法を考えなければならないので、かなり、キツイ実験になるでしょう。

 腸内の善玉菌を増やす方法を考えなければならないのですけど、乳酸菌って、大半が、胃酸で死滅するような事を聞いたので、乳酸菌以外の善玉菌調べて色々試してみようと思います。

 食事もデザートも、とにかく、食べ物を工夫して改善が見込めるか調べてみようと思っております。


 この内容については、私の食事を変えて効果を確認しております。

 サンプル数は、私の身体一つだけですので、私1人にしか効果が無いか、私が見落としている何かによって改善されている可能性もあります。

 ですので、ここに書かれている内容の通り行っても、全く改善しない可能性も有ると思います。

 そして、医学的な根拠も有りませんから、同じ事を行う場合は、医師に相談するか、自己責任で行ってください。

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