老化現象

最近はアンチエイジングが盛んだが、いずれはシワシワの年寄になる。不思議と、シワシワの見た目でも、驚くほど若々しいオーラを放っている人もいる。


逆に若くても、生気がまるで無い人も多い。命の強さ、大きさは、年齢に関係無いどころか、年齢と共に進化するものだ。


人により千差万別の年の重ね方がある。40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てというが、全身から醸し出す、オーラのような物が大切ではないかと思う。


年齢を重ねただけで、年下に偉そうにする人も多い。本当は、精神が進化するほど、謙虚になるべきなのに。


人生をひたすら消化するだけのような人は、全く進化はしないし、妬みや苦しみ等のマイナスの感情が、心を占めているような人は退化さえするだろう。




どうせ、死んでしまって、灰になったら、見た目など分からない。この灰は年より若く見えるね、とは誰も言わないだろう。


しかし、その人がどう生きたかは残る。未来技術で可能になる瞬間移動で、年月分光年、離れた場所に行き、望遠鏡で地球を眺めると、その人の生きざまを眺めることができる。


今、この文章を書きながら、未来の人(子孫)に向かって、手を振っている。

こんな馬鹿な先祖が居たのかと、バカにされている気がして、腹が立ってきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る