オープン②

お店がを開けた。


夢のように、人が流れ込んでくる‥………訳もなくちょくちょく人が現れて帰っていくその繰り返しだ。


まずは、買い取らないと在庫がない。


「来ないですねぇ〜」


「そう言うな………………悲しくなるだろ」


今までそれなりの広告や宣伝はしたはずである。


この世界は、そんなに不要なものが少ないのだろうか。


「お待たせしました〜」


客を待っていると、残念ながら客ではないが見方が駆けつけて来た。


プリンとリンだった。



ここで、俺は、思いついてしまった。


この二人に客引きさせようと。


「ちょうどいい時に来たね、二人とも。じゃあ、早速仕事ね。客引きしてきて、よろしく〜」


「え〜、急ですね」


そんな事を言って、二人を外に追い返した。

二人とも、悪い。

だが、今はこうする他ないのだ。

二人ならできると信じてる。


二人を見送ってから20分くらいたっただろうか…………


「お客さま入ります〜」


プリンがそう叫びながら入って来た。

40くらいの

おばさんだった。


ここからは、俺の仕事だ。

プリンにそう目で合図し、それを察した、プリンはまた外に出て行った。


「ここで宝石売れるって聞いたけどホント?」



「はい、買取りできますよ」


宝石と聞き、ロアが出てきた。


「この宝石なんだけど、、、、」


キラキラした石が出てきた。

当たり前た。

しかし、俺にはそれくらいしかわからない。

後分かるのは赤色ってことぐらいだろうか。


「これだと、銀貨3枚くらいですかね」



高い、、、、、、、どこの世界に行ってもやっぱり宝石は高いのだろうか。



「それじゃあ、安過ぎるわ!!!」


このやり取りは、前世で観たような感じだが、、、、、



どうやら両者とも譲る気はないみたいだ。

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