第2回『小説家になろう……なんて思わない?』

記事タイトルと関係ありませんが、ワタクシは「小説家になろう」には登録しておりません。


で、本題です。

ワタクシ、小説家になろうと思ったことがありません。

今現在でも。

小説を書きたいとは思いますけれど、職業としてなりたいとは思わないのです。


自分はずっと脚本家を目指し、その夢がかない、食えないながらも続けられています。

高校生の時に脚本家になりたいと思い立ち、大学から勉強し始めて、いろいろな教室に通うこと、計15年。

そしてデビューして、20年。

そのあいだ、小説のことを考えたことはありませんでした。

ただただ脚本のことだけ。


デビューして2年後に、まさかの流れで、ノベライズを執筆・出版する経験をしましたが、何も勉強したことがなかったので大苦戦でした。

その1、2年後くらいに、とある短編小説を応募したことがあったのですが、これも小説を書きたかったのではなく、そのコンテストにちょっと所縁があったものですから。

その小説は当然、落選でしたけど、それから約15年後、まさか陽の目を見るとは……。


昔から小説は趣味として読んではいましたけれど、書くなんて自分には無理だと思っていました。

小説は2年前から、ようやくちょっとやり始めましたが、その頃はまだ脚本の延長線上のコンテストばかり。

本格的にやろうと思ったのは1年前から。

まだまだ新米です。

今でも小説と脚本を比べたら、脚本を書くほうがはるかにラクです。


では、なぜ書くのでしょう?

趣味ではありません。

仕事でもありません。

脚本の仕事につながればいいなとは思っていますが。

前回の記事に書いたような、ボツネタをこの世に甦らせたい。

小説からあらゆる媒体の脚本へ展開させたい。

そんな一心でしょうか。


いまだによく分からずに書いています。

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