第6話 ターゲットは遠きにありて想うもの
みかんは翌日店長に河原に呼び出され、新しい武器をテストすることになった。
昨日のことがあり早く行動を起こす必要があった。新しい武器はフリスクのケースに入っており、店長はみかんに川と交差した電車の高架下に置くように指示した。
そして100メートル程離れ、電車が通った瞬間にスマホからコードを入力する様に指示した。するとすぐに電車が東の方角からくるのが分かった。
店長は『今だ、送信しろ!』と指示をした。
......
全く反応はなかった。店長は解除コードをみかんに入力させた後、
高架下に戻りフリスクのケースを確認した。
『あれっ、ピンクのフリスクが入っていたはずだけど知らない?』
『えっ、わかんないけど。。。。』
(あっ、そういえば保護した子猫ちゃんがテーブルに置いたフリスクのケースを落として中身が散らばったけど、、、でもすぐに回収したけど、、、ピンクのものなんかなかったと思うけど...まあいいか、大丈夫でしょ。)
武器とフリスクを区別する為、着色していた。
店長は
『わかった、今日やこれで解散だ。俺は事務所に戻るな。』といって二人はわかれた。
同じ頃、ターゲットは右手にチュールを持ち、悪人には似ても似つかない笑顔で
子猫を膝の上に乗せ、『ショコラちゃん、チュールでちゅよ』と赤ちゃん言葉で
近づこうとしたが、
『あっ、やべー今日ごみの日だ、ショコラちゃんのトイレ掃除して捨てないとなあ。たまってるからなあ。』とトイレに近づいた。その瞬間、火花が上がったと同時にネコ用のトイレ砂が花火の様に拡がっていき、その中にあった茶色い物体が、ターゲットの顔面に近づいて(ああ、もう間に合わない!)と思った瞬間、ビチャという嫌な音が鳴り響いた。
翌日、店長からLINEが届いた。
(理由は分からないが、ターゲットをBできたので今回の依頼は完了となります。報酬はいつも通り、15日払いでよろしく。)
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