超清楚なのにヤンデレな高身長獣人先輩の家に侵入成功したので使用済み下着を回収しようとしたら……あれ? なんで??

//お昼、清楚だけど僕を虎視眈々と狙っている高身長獣人先輩を避けるため、こそこそ廊下を歩いていると……


あっ、見つけましたっ


うふふふ


私に見つからないように移動していたんですか?


まったくひどい後輩君ですね


私は獣人で鼻が効くって知っていて、それでも生徒たちに紛れ込もうとするんですから……


えいっ♪ 押さえ込んじゃいます♪


どうですか?


といっても、いつも通りに壁に押し付けてるだけですけど


力で勝てないの、わかってもらえましたか?


それで、今日こそは私のツガイになってもらえそうでしょうか?


んー……やっぱりむりですか?


しょうがないですねぇ……それなら、獣人らしく襲って……


んふふ、冗談です♪ 手、離してあげますね


優しいでしょう?


でも、今日も私のツガイにはなってくれませんか?


どうしてです? ちゃんと優しくお誘いしているだけなんですけど……


圧が強いですか?


そうですか……それなら、少し作戦を変えないといけないですね


それならー……


……え? そもそも獣人があまり好きじゃありませんか?


んー、そうなんですか?


周りのニンゲンさんは、すぐツガイの獣人たちとカップルになってますよ?


あなたも実は好きじゃないんですか?


たとえば、獣人特有の香りが好きとか……


//右至近距離囁き

私のちょっと恥ずかしいところとか、妄想しませんか?


私がどんな下着を履いているか、気になったり……とか


あ、でも、さすがのあなたにもお見せしませんよ? はしたないですから


どうしても見たければ、私のお家にはいって、下着を盗んじゃうとかするしかないかも


んふふふふ、さすがにしないですよね?


でも、そこまでされちゃったら……それ相応の対応をしなくちゃかもです


私が獣人でも、無理やり~だなんてことはせず、清くお付き合いしたいですし


……それでは、今日も失敗しちゃいましたので、失礼しますね


また明日、お誘いを受ける準備、しておいてくださいね♪


それでは♪


//獣人先輩が去るのを見届けると、なぜかムラムラと気持ちが沸き上がる……


//その日、高身長獣人先輩の部屋に入り込み、なぜか下着を盗んでしまう


……あら?


あらあらあら、後輩君が私の部屋にいるなんておかしいですね?


どうしたんですか? もしかしてお昼に言われたこと、気になっちゃったんですか?


つまり……私の下着、どうしても盗みたくなっちゃいました?


あら、否定しても……その手にあるの、私のショーツですよ?


クスクス……♪ 可愛い♪ 必死になって言い訳してる表情、可愛いですね♪


でも、私があなたを招いて、どうぞと下着をを渡したわけじゃないですよね?


あなたが自分で、獣人先輩の下着を盗んで、小さなお鼻を当てて、匂いをくんかくんかち発情しながら嗅いでいたんですよ


ほら、股間のところ……


//右至近距離囁き

もっこり、してます


どうしましょうねぇ……こわーい獣人のお巡りさんに引き渡しちゃいましょっか


怖いらしいですよ? 弱いニンゲンさんがどんな拷問をされちゃうのかしら


おかしい? なにがです?


好きでもない私の下着を盗みにきたことが、ですか?


クスクス……んふふふふ♪


まぁ、種も仕掛けもあるんですけどね


ちょっぴり催眠をかけちゃいました♪


獣人らしくないですか? まぁそうですよね、獣人なら力ずくが基本ですよね


でも、お外で無理やりしたら、私のイメージが台無しでしょう?


なのでぇ……あなたには自分から、いけない方法でお家に来てもらったんですよ


そしたら、もう私の自由にできちゃいますもんね


獣人の警察にはいきたくないでしょ? 私よりもひどい……そう、奴隷にされちゃうみたいですから


ほら、逃げないでください♪ 犯罪者の後輩くん♪


あなたは下着泥棒をしようとして、獣人さんのお家に入り込んじゃった変態さんなんですよ?


催眠だからって許されないです♪


無駄な抵抗はやめて、大人しくツガイになっちゃいましょうねぇ♪


んふふふふふ……獣人だってこれくらいするんです


好きで好きでしょうがないニンゲンくんを簡単に誘い込んで食べられるなら♡


それでは……私専用の甘々ペット彼氏くんにしちゃいますね


//甘く右至近距離囁き

これからは、毎日毎日、押さえ込んだ後のあまぁいコト、してあげますから、期待しててください♡


それでは、失礼します♡

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る