非力な専属マネージャーが運動部特待生のヤンデレ低音オオカミ娘に逆らえるわけもなく……♡
ふぅー……
ああ、お水ありがとう
ごくっ、ごくっ……ん? 何か顔についてる?
だって、今私の顔見てた
……そんなことない?
ねぇ、何か気づいたなら教えて
君は私の専属マネージャーなんだから、細かいこともにも気遣ってくれないと困る
……少しキツそう?
そんなことはない……はずだけど
短距離走で特待生入りが認められたんだから、体をしごくのは当然
それに、私はオオカミだし
これくらいはへっちゃら
……ああ、まだあんまりオオカミの体のこと、よくわからない?
君も勉強のついでに私の専属マネージャーやってるんだもんね
まだよく知らない部分も多いのはわかるけど
もうそろそろ慣れてもらわないと困るかな……
それに……他に目移りされても困るし
それじゃあ、今日から私の寮においで
私とずっと一緒にいれば、今よりももっと体のことがわかるようになるから
……それは流石に?
どうして? 専属マネージャーでしょう?
私を全面サポートするから意味があるんだよね?
なのに……しない理由ってなに?
もしかして、24時間一緒にいたらいけない理由でもあるの?
例えば?
男女? そんなのどうでもいいよね
勝負にいちいち男女の差とか種族の差を出されても困るんだけど
それはその人がどれだけ頑張ったかに依存するの
……私は、諦めたくないから
だから付き合ってくれるよね
ね?
……うん、君ならそうしてくれるよね
それじゃあ、今日は荷物まとめて、早速うちに来てくれる?
話し合いたいことがあるから
うん、それじゃああとでね
……あ、わかってると思うけど、遅刻は厳禁だから
よろしくね?
//オオカミ娘の部屋
うん、やっときた
……何してるの? 早く入ってきなよ
え? ああ、別に外じゃないから薄着で筋トレやってただけだよ
私なら当たり前でしょ?
ほら、早く入ってきなって
……え? 筋トレでかく汗じゃない?
変な匂いがする?
……いいから早く入りなよ
//ぐいと引っ張り
ほらっ!
……ふふ、ようこそ、マネージャーくん……♪
今日からは、私の生活についても、じっくりマネジメントしてもらうから
ルールはひとつだけ
君は私のそばにいて、他の子に近寄らないこと
君がいくら優しくても、他のメスにアドバイスなんてしないこと
わかった?
……なんで? 逆らう気?
//押し倒し
……もう一回、この体勢で聞くね
押し倒されてた方が、力の差がわかるから、弱々な君でもわかるよね
//低音右至近距離囁き
君はもう他のメスに関わるな……わかった?
//低音
……またなんでって言った
ただの人間は非力なのに、そういうところがいけないよねー……
他の子、見すぎなんだよ
そのおかげで私に正確なアドバイスできてないでしょ
それにさ……そういうの、嫉妬するんだよね
こいつは私の専属マネージャーなのになにしてんだろって
おかしいよね? 私の、なのにさ
……は? みんなの役に立って、たくさんの選手のサポートがしたいから?
//低音右至近距離囁き
そんなこと聞いてない……ってか、そんなこと許されてないんだよ
君みたいなか弱い人間は、私たちみたいな進化した人種のサポートをするのが役目なの
特に私は選ばれたエリート
私に恥をかかせるつもり?
//右至近距離囁き
あの子、特待生なのに専属マネージャーに逃げられたんだってー、エリートなのにかわいそう
そんな風に言わせるつもり?
……他の人に代わる?
……この話から、まだ気づいてないんだ
やっぱり人間は……力ずくでわからせなくちゃいけないんだっていうのは本当なんだね
差別とかいけないって思ってたんだけど、やっと理解した……ううん、君に理解させられたよ
こんなに愚かでバカで……だけど
//甘く右至近距離囁き
愛おしくなっちゃうじゃん♡♡
それじゃあ、言葉じゃわかんないなら体に教え込んで……調教するね
//甘く右至近距離囁き
僕は特待生のオオカミ娘様に身も心も捧げますぅ♡ ってなるまで
一応、言葉でも説明しておいてあげる……理解できないかもだけど
//甘く右至近距離囁き
私は君のことが好き、滅茶苦茶大好き、番になってほしい、私でメロメロになってほしい……
それじゃあ、このことを肉体言語で教えていくからね
そうしたら、きっと君はオオカミ娘に特化した……いいや
//甘く右至近距離囁き
本当の意味で、一生、私だけの専属マネージャー兼旦那になれるから♡
ふふ……私の体力がなくなるまやるよ
ん? やめてください?
ふふっ……やっぱり、しょうがない人だね、君は♡
//低音右至近距離囁き
君が全部悪いんだから、諦めてやられろ
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