あなたに投資したヤンデレお嬢様が体で取り立ててきて……♡

//ドア開け


//凛と

お邪魔するわ


んふふ、最近景気がいいみたいね?


あなたが起こした会社、ずいぶん業績がいいじゃない


一時は危ないときもあったけど、なんとか盛り返して


//労る

頑張ったのね


毎日毎日、ふらっふらになるまで頑張っていたでしょう?


さすが、私が目をつけていただけのことはあるわ


んふふ、誇ってもいいのよ?


//当然みたいに

それじゃあ、貸したお金、返してもらおうかしら


……なに? 変な顔してないで、返して?


冗談? いいえ、冗談じゃないわよ?


今すぐお金を返してほしいの


//吐き捨てる

それだけよ


……いきなりって、なにが?


私が全額投資……もとい貸してあげたんだから、さっさと返しなさい


それとも、返せないの?


あら、理由が必要?


気づいていないの?


そう……だったらちょっと、寂しいわ


//寂しそうに溜め息

はぁ……


あなた、そもそも立場はわかっているの?


私からお金をいただいて、好きなことをしているのよね


そうよね?


//威圧

ね?


……だったら、私のご機嫌を伺うのも大切な役目じゃないのかしら?


例えば……女性関係には気を付けるとか


聞いたわよ? あなた、お付き合いしているんでしょ?


キレイね……すごく素敵な人だったわ


んふふ、会ってきたわよ、もちろん


その人からも聞いたわ、あなたと付き合ってるって


んふふ……とてもひどい人


私がいるのに、尽くしてあげたのに、まさか浮気してただなんて……


どうして私を選んでくれないの?


そのために多額の借金を背負わせて逃げられないようにしたはずなんだけれど……


もしかして、気づかなかった?


本当に?


もしかして、ただの気前のいいお嬢様だとでも?


//低音

冗談言わないでね?


あなたに投資したのは、あなたに優しくして、いいところを見せるためなのよ?


逆玉の輿なんて素敵でしょう?


だからお金をいっぱい貸したの


それがだめなら……もう、今すぐ全部返してもらうしかないわね


さぁ、はやくして?


できないなんて言わせないわ


……それとも、体で払わせてあげてもいいのよ


あなたの体、人生まるごと私に捧げれば許してあげる


その方が私もいいと思うわ……


んふふ……


それともお金、返してくれるの?


今じゃ、会社を売っても払えないし、借金を作ってもどう返すのかしら……んふふ


待ってほしい?


あら、冗談が下手ね


私はあなたのママじゃないの


あなたのお嫁さんになりたかったのよ?


どうする?


結婚か、破滅か


//低音囁き

今すぐ選びなさい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る