ツンデレお嬢様が癒してくれる?

…………


そんなところで突っ立ってなにしてるのよ


仕事ぉ? 本当に?


暇なら自分の部屋にでも戻ればいいじゃない


そこに立たれても鬱陶しいのよ!


そういうわけにもいかないぃ?


お嬢様扱いしないで!


私、立派なレディなんだから!


わかったならさっさと帰りなさい!


なに? それは無理?


なんでよ、用があったら呼ぶわよ


……私をお守りするぅ?


なーにがお守りするよ!


私だってそんなにひ弱じゃないわよ!


//殴り

おりゃ!


ずっと気を張ってるとか、バカじゃない!?


もう……私と同い年の護衛を付けるなんて言われて一緒に過ごしてたけど


あんた、相当なバカ真面目ねっ!


呆れちゃうわよ、ホント


……なんであたしなんかのために……


あーあー! でも鬱陶しいのは事実だから!


……ほら、こっち来て座りなさい、私の隣


いいから座るの!


//隣座り


……はぁ


ほら、頭貸して


やめて?


なに勘違いしてるのよ、ほら、頭をここにおく!


私の膝がどうかしたのよ


まさか硬そうとか思ってないでしょうね!?


……そうそう、そうやって素直でいればいいのよ


バカね、そんなに頑張って


正真正銘のバカよ、あなた


……だから、自分の体くらい気を付けなさいよ


いざって時に倒れてたら知らないから


……ほら、もうどいて


もう少しぃ?


//殴り

おら!


いいからとっとと仕事に戻りなさい!


私の付き人なんだからしっかり働いてよね!


んふふ♪

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