ヤンデレ高身長イケメン女子に、催眠で好みを弄られちゃう
//低音有声囁き
ちょっと、ふざけんなよ
僕からさんざん逃げてさぁ……そのままなぁなぁになると思ってたわけ?
はぁ……その程度に思われてたんだ、僕って
悲しいなぁ……凄く悲しいよ
返事ぐらいはしろよ……僕がどれだけ想いを込めて告白したと思う?
//無声囁き
毎晩毎晩君に抑えきれないくらいの愛情を、ぜぇぇぇぇんぶ込めて告白したのにさぁ
スゴかっただろう?
絶対に君と付き合いたかったんだ、だから皆がいる時を狙ってわざわざ君の名前呼んで、皆の前で告白した……
ふふ、ビックリさせちゃったのは悪いと思ってるよ?
けど、あれが僕の覚悟なんだ
だから、それに答えてもらわなきゃ困る
……なんだって?
じゃあ断る……?
なんだよそれ、まるで僕のせいみたいじゃないか!
許せないな……そもそも君はあの場で即答して、今ごろは私の家でイチャイチャしてるはずだったんだぞ!
なのに……! なのに僕の夢を邪魔しやがって……!
しょうがない……これだけはホントはやりたくなかった
けど、君がそんな間違った答えを出すようなら、少し僕が助けてあげないとねぇ?
はは、なにをするのかだって?
いいからこっちを見ろ
私の、目を、見ろ
動くんじゃない……顔、両手でおさえつけてやるからな
ほら、僕の目をよぉく見てごらん……?
そしたら君はすっと意識が落ちるよ、でも耳は聞こえたまま、瞳は開いたまま、そして心はぽっかり開いたまま
ほら、僕の目を見ていると段々落ちる、もっと落ちる、どんどん落ちていくよぉぉ……♡
君はもう動けなくなっちゃった……
ほら、僕にもたれかかっちゃうよ、でも体に力が入らないんだもんね、仕方ないよね
大丈夫、女の体だけど意識することはない
君が意識しなきゃいけないのは、耳の方……
//以下無声囁き
これから、君の耳から脳みそに、直接言葉をいれちゃう
今から言うこと、君は全部受け入れてしまう
全部受け入れてしまうよ、だって全部、君にとって大事なことなんだ
大事なことはしっかり意識しなきゃだめだよね? ちゃんと感じなきゃだめだよね
それはルールとか法律とかと一緒、破ったら凄く罪悪感があるし、君は破ろうとすら思わなくなるよ
よく、聞くんだ
君の好みは、自分よりもイケメンで、高身長で、守ってくれそうな女の子
自分よりも強い女の子に、メロメロになっちゃうんだよね
しかも、君はそんな女の子に押し倒されて、自分のモノにされちゃうのがだぁい好き……
そんな君が選んだのが、彼女
君には彼女がいる、大切な人だね、君の命よりも大切な人
それは僕
君が、恋い焦がれて仕方ないくらい大事で愛おしくて、自分の物にしちゃいたいくらい♡
でも、そんな女の子は、もう君の彼女……んふふ、君はついてるね
だから、絶対に離しちゃだめだよね
どんなことがあっても彼女から離れたくない、放したくない、一生ずっと一緒にいたいね
なら、どうするべきかな?
嫌だよねぇ? 彼女がいなくなっちゃうなんて辛いよね?
彼女がいなくなったら、君はもう壊れちゃうよね、心も体もぐちゃぐちゃになっちゃうね
そうならないようにする必要があるよね
んふふ、答えは簡単
彼女の言うことは絶対に聞くこと
絶対に彼女に逆らわないこと
自分がおかしいって気づいても、彼女だけはずっと愛すること
そうするだけで君はずっと幸せでいられる……僕が保証してあげよう
//低音有声囁き
でも、もし破ったら……
そのときは罪悪感でいっぱい、もう自分のことが許せない、自分を罰しないと収まらない……
その時はちゃんと僕に告白するんだよ、いいね
んふふ、いい子だ
ふふ……これで僕と君で幸せになれるよ
他のやつなんて気にならなくなる、もう君は僕のものだ♡
さ、次に目を開けたら、するべきことはわかってるよね
ふふ、楽しみにしてるよ
そのあとは僕のお家に一緒に帰って、いっぱい愛し合おう
これでおしまい……
さ、僕のことが大好きな君
//甘く無声囁き
一生、一緒だねぇ♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます