王子様なあの子が寝取られた元カノと一緒に馬鹿にしてくるので二人ともわからせてやった
あれ? おやおや?
♀あ、あれってもしかして~?
いつぞやの元カレ君じゃないか?
♀久しぶり~♪ 元気してた?
その様子だと元気みたいだね?
//挑発するように両耳同時囁き
彼女、寝取られちゃった元カレ君♪
♀んふふ♪ 良かったぁ♡ 一ミリだけ心配してあげてたんだよぉ?
あはは、そうなのかい? それは妬けちゃうなぁ……君は僕の彼女なのに
♀もう♡ 嘘に決まってるじゃん♡ 私はあなただけのモノ♡ ダァリンっ♡
ふふ、嬉しいこと言ってくれるじゃないか? ちゅ♡
♀も~っ♡ 元カレに見せつけなくても良いじゃん~♪
そういうこと言わないでよ、良かったでしょ?
♀……うん♪ すっごく気持ちよかった♡
ふふ、だろう? 誰より良かった?
♀……元カレ君より良かった♡
あははっ♪ さすが僕のフィアンセ♪ 帰ったら、もっといろんなところにキス、してあげようね
♀もう、こんなところで……でも、今日こそ、あなたと本気でしたいな……?
ふふ、我儘なお姫様だなぁ……その前に気絶しちゃうのはどこの誰かな?
♀んもう! 意地悪なんだから♡ ……でも、そこが大好き♡
ははは……僕たちはこんな感じだけど、君は何の用かな? 邪魔しないでもらえる?
……え? なにか言いに来た?
バラしに来た? 何を?
♀……こ、こいつのことなんか放って行こうよ、ねっ?
ちょ、ちょっと待って……い、いや、何をばらすつもりなのかな?
……は? 僕が、女?
♀……え?
いやいや、いきなり何を言い出すかと思えば……あはは、彼女を寝取られて遂に頭がおかしくなったのかな
♀男の嫉妬? 何それ、気持ちわるぅい……
え? 証拠?
……こ、これ!
♀な、なによ、これ……え、あなた、ついてないし、しかも胸も……!
い、いや、これは何かの間違いだ、ははっ、嫉妬の力はすごいね、完璧な偽造じゃないか
♀そ、そうよね、あはは、そうよね、そうに決まってるわよね
あぁ、このばかばかしい写真、僕たちに二度と見せないでくれ
さぁ、いこっか
♀えぇ……ね、ねぇ? 一応だけど
ん? なんだいハニー、今はこいつからさっさと離れよう?
♀い、いや、あの……一応、確認してもいい、よね? よく考えたら私、あなたの胸と、そこ、触ったことも、見たこともないから……
ぇ、え? そうだっけかな、あはは、君が忘れてるだけなんじゃないのかな?
♀う、ううん、絶対そんなことないもん……ね、少しだけ、先っちょだけ、触らせて?
い、いや、こんなところで……
♀えいっ……え、な、無い……胸は、あ、これサラシじゃない……!
…………
♀……あなた、もしか、して……?
……なんだよ、女で悪い?
♀え……じゃ、じゃあ、私、は……女の子に、寝取られた、って、こと……?
…………そういうことになるね
♀そういうことになるねじゃないわよ! ああっ、もう!
♀私、私……あなたがイケメンで優しい男子だと思ってたから付き合ってたのに!
♀……ね、ねぇ? んふふ、ごめんね? あんなひどいこと言っちゃって……私、騙されてたみたい
騙されてた? そんなこと言うなよ、気持ちは嘘だったのか?
♀確かにね! でも私は女のあなたと男のあなたがいたら男を選ぶわ! ……ね、今からでも恋人に戻れたりしない?
♀ふざけるな? ご、ごめんなさい、謝る、もう浮気なんてしないから、ね、お願いっ!
……な、なぁ? もしかしてそれ、クラス中とか学校中にばらまくわけじゃないよな?
……え? 学校に嘘ついてたってばらす?
や、やめてくれ! 今まで築いてきた僕の全部がなくなってしまう!
なぁ頼むよ、考え直して……
彼女を寝取った罰? ……あは、あははは……お願いだよ、そんなこと、しないでくれよ……
♀……二人とも、絶対に許さないし、二度と会わない?
そ、そんな……
ま、待ってくれっ、お願いだ!
♀お願いっ! 行かないでっ……!
……行って、しまった……
♀あはは……もう、私、おしまい……
♀でも、嫌だなぁ……嫌だ、あんなに私の為に尽くしてくれたのに……もう一度、恋人になりたい、あの人の彼女になりたいよぉ……
ふふ……女の子にしか興味を持たれなかったのに、あんなに熱心に盗撮までして、暴露されるなんてなぁ……
あれ……彼ってもしかして、ツンデレ、なのかな? ……僕を強制的に女の子にして、その後で……僕を彼女にしたいのかなぁ?
そうだよ、そうに決まってる……ふふ、そっかぁ、僕を彼女にしたいんだぁ……でも、彼、怒ってたなぁ……
♀……私も、怒られてたみたいだし……
……あぁ、そうだね……じゃあ、罪を償うために、協力しようじゃないか
♀そう……いいこと、思いつくじゃん♪ 同じ女同士、だね♪
//二人同時に
んふふ、ふふふ……♪
//場面転換
左は拘束できたよ
♀ん、右もばっちり……あ、起きてない?
あぁ……起きてるね♪
//両耳同時囁き
おはよ、僕の彼氏くん♡
♀おはよ、私の彼氏さん♡
あれ? 寝ぼけちゃってる?
♀んふふ、でも心配しないで? ずっとここで寝てて良いんだから、ずっとぼんやりしてて良いの
そう……僕たちがずーっと愛してあげるからね♡
//囁き
♀そう……真実の愛に気付かせてくれたあなたに、一杯ご奉仕させて?
//囁き
僕たちがこれから、ここで最高の人生を送らせてあげる
♀あなたが、私を必死で気付かせようとしてくれたの、凄く心に響いちゃったの♡
君が僕を女の子として扱ってくれたことに……女として、感じちゃったんだ♡
だから……
//低音無声囁き
一生、僕たちの傍から離れられないようにするね
♀一生、私たちの傍から離れられないようにするね
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます