ヤンデレイケメン高身長女子にいじめられるだけ

んふふ、入るよ~


あれ? ご飯、食べてないの?


ダメだよ? ちゃんと食べなくちゃ……


//甘く囁き

夜、もたないよ?


それとも、なにかな?


僕の作ったご飯だから食べられないのかな?


そうじゃない? へぇ~……


//低音囁き

じゃあどういうことかな? 説明してよ


……監禁するな?


あはは、何を言うかと思えば


何度も言ったよね? これは君を護るための、僕の愛だって


ここにいればなんにも辛いことはないよ? 苦しいこともない


危険なことだって……


僕が閉じ込めてるだけ?


それは仕方がないじゃないか、わかってくれないかい?


君を、他のメスブタどもに汚されるのなんてたまらないからね


君だって汚れるのはイヤだろ?


……僕に汚されてる?


……あれ、なんだか今日は随分と反抗的だね?


どうかしたの? 何かあったのかな?


僕がぱくっと食べてあげてからは大人しいワンちゃんみたいになってたと思ったんだけど……


んふふ……君のこと、散々よくしてあげたのにねぇ?


恩を仇で返すなんて、いけない子だ……


こっち、おいで?


……


おらッ! こっちに来いって言ってんだろ!


君の飼い主はッ! 彼女は僕だぞ!


君は彼氏なんだから、僕の言うことを聞く義務があるだろッ!


へへ、ほら、す~ぐ僕に押し倒される癖してさぁ


逆らうんじゃないよ


……さて、今日はちょっと躾けてあげなきゃかなぁ


君は僕のモノだってこと、ちゃんと思い出させてあげないとね?


僕に応じて尻尾振って愛想振りまいて、


僕の愛を全部受け止めなきゃいけないの、わかってるよね?


//胸倉掴んで揺らし

この……裏切者がッ!


僕が! この僕が愛してやってるのに!


僕が君を愛してるんだから、君も僕を愛するのは義務だろ!


そうだよ、おかしいよ


君は僕を愛してやまないはずなのに、僕の目の前にいる君は、僕を愛してない……


むしろそれどころか、僕を憎んだような、怯えたような目をしてる……


あぁ、ごめんね? ごめんね?


あぁ、可哀そうに……どうしてこんなことになったんだよ……


そうだ……君、おかしくなっちゃったんだね?


そっか、僕と一瞬でも離れちゃったからおかしくなっちゃったんだ


あ、それにあれもかな


ほら、僕が君を仕方なくぶったりしたら、君は僕のことを好きって言ってくれてたよね?


そっか、君はそういう性癖だったんだね!


ごめんね、気付いてあげられなくて……


優しい僕じゃなくて、殴ったり痛めつけたりしたときの僕が大好きなんだね


こうやって押し倒されて、無理やりされてる方が好きなんだね


わかった、じゃあ一杯シてあげるよ♡


なに、遠慮しなくていいんだよ?


//低音囁き

優しくしてあげたときに付け上がった罰だよ


んふふっ……それじゃあ、僕の愛、一杯受け取ってね♡♡

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る