怯えるオオカミ娘を慰めたらヤンデレ化、彼女だけしか見えないように逆寝取りされた

はっ!


あなただれッ!


……あ、君……クラスメイトの……


こ、こんな時間まで教室に残ってたの?


あぁ、自習? そっか、偉いね……


//怯えながら

……ね、ねぇ?


今の、見た?


//脱力しながら

あはは、そうだよね……見た、よね……


私ね、実は人間じゃないんだ……


ほら、オオカミ人間って、知ってる?


そ、オオカミの耳と尻尾を持った、人間じゃないの……


昔に、オオカミと人間が交わってできた……


その子孫が私ってワケ


あはは……君に見られたんじゃ、しょうがないよね……


ホントは見られちゃいけないの……お母さんにきつく言われてたんだけど……


あーぁ……誰もいない教室だからって、気を抜いちゃだめだよね……


ううん、でも、いつかはこうなるって分かってた


私のわがままで学校に入ったけど、これまでは奇跡的にみんなと仲良くできただけ……


ねぇ……君だって、怖いでしょ?


こんな、人間じゃないのと一緒に授業を受けて、ご飯食べて、喋って、隣にいて、さ


//泣き声

ごめんね、怖い思い、させちゃって


明日からは来ないから、元気で、ね


……え?


かわ、いい?


え、や、やめてよ……そんな、気休め……


ねぇ、ちゃんと見てる?


この大きなお耳、尻尾、それに、おっきな犬歯……


全部、ホントは人間を狩るためにあるんだよ……?


え……それは、私は人間なんか、襲ったことはないけど……


だ、だって、人間よりも、普通にご飯とか美味しいし……


え、ちょ、ちょっと、笑わないでよっ


ぷっ……んふふっ……♪


君ってば、おかしいね


普通は怖がるはずなのに、急に笑い出すなんて……


でも、そっか……可愛い、か……


ね、ねぇ


このこと、皆に秘密にできる?


君なら……君にだけなら、知っててもらっても、大丈夫な気がする


……約束、できるんだ?


そっか……うん、わかった


ありがと、ね


こんな私を受け入れてくれて……


そ、それじゃっ、また明日ねっ!


//急に走り去っていく

//場面転換


あっ、いたいたぁ~♪


ねね、ちょっといい?


今日ね、折角だと思って……


お弁当、作って来ちゃった♪


なんでって……うーん、なんとなく?


まぁまぁいいじゃん♪


ね、食べてよ、私のお弁当……


愛情、いぃーっぱい込めてきたから♪


ほら、君、これ好きでしょ?


……え? 教えてない?


あ、あれ、そうだっけ、あはは……


あ、そ、そうだよ


私さ、耳が人よりちょっとだけ良いから、覚えてたんだよっ、うんうんっ♪


ね、別に毒を盛ったわけじゃないんだし、君を太らせてから食べるつもりはないんだし?


//小声

別の意味で食べたいから、胃袋は掴みたいけど……


あ、で、でっ!


だから、食べてくれるでしょっ?


……え、ムリ?


//病み

なんで無理なの?


……あ、もう食べた?


あ、そっか、もうお昼食べちゃったんだ


……ね、ねぇ?


今度から、一緒にお昼、食べない?


ちゃんとお弁当、毎日作ってあげるからさっ


君の大好きなの、毎日毎日作るからっ


だから……いい、よね?


……うん、って、言ってくれないの?


なんで? 別に問題ないよね?


だって、私のこと……か、可愛いって、言ってくれたよね


だったら……


え……彼女が、いるの……?


え、それって……彼女って……ツガイのこと……?


そこまでじゃない?


で、でも、付き合ってるってことだよね、愛し合ってるってことでしょ?


……私以外に、そういうのいたんだ


あ……なんか、雨、降ってきちゃった……?


なんか、視界が……


ご、ごめんね……私、帰る……


//場面転換


あ、君~♪


久しぶり~、元気にしてた?


んふふ、ごめんね? 数日学校に行ってなかったから、心配させちゃった?


ごめんね、君の彼女なのに、こんなに心配させちゃうなんて……


え、って……大丈夫?


ほら、君の彼女だよ?


君が、可愛いって絶賛してくれた、オオカミ娘の恋人だよ♪


ほら、久しぶりの、ぎゅ、しよ?


……ねぇ、ホントにどうしたの?


なんだか、すごく疑うような顔してる


もしかして……君の元カノさんのことかな


んふふっ♪


そっか、君はまだ知らなかったよね


まぁ、もう一生知る必要なんてないんだけど……


//甘く囁き

元カノさんは、私に彼氏を託して、私のお腹に入っちゃったってことは♪


美味しかったぁ……♪


特に、君の名前を図々しく叫びながら流す涙は格別だったよ


あんな娘を紹介してくれて、ありがとね


え? 紹介してない?


あれ、そうだっけ?


だって、君の体についてた匂い……あれ、元カノさんのでしょ?


その証拠に、元カノさんも、もう学校には来てない……


あぁ、でも、私が食べたっていう証拠ももうないけどね


だって、私が消化しちゃったら、もうなにがなんだかわからないもんね?


でも、私に優しい君なら、このことだって黙っててくれるでしょ?


ねぇ……前の時みたいに言ってよ


私とだけの秘密、絶対に守るって……


//低音囁き

言ってよ


あぁ、そっかぁ♪


恋人同士だし、察してくれよって話?


……恋人同士なんかじゃない?


……へぇ……?


//低音

恋人じゃなかったら……君はなぁに?


私の生活を脅かす悪いヤツ?


ねぇ……私さ、言わなかったっけ


私の邪魔をする女を片付けたんだよって


//低音囁き

その気になれば、君もやっちゃうよ


鋭い牙を刺して、がぶぅって、噛みついて……


それで、そして……


あ、あれ……でも、そんなことしたら、君が、いなくなっちゃう……


あ、あはは……そんなの、そんなのだめだよ、だって彼を手に入れるためにしたんだもん……


ぁ……そうだ♪


//恍惚と囁き

私しか、見れないようにすればいいんだぁ♡


君の心がまだあの女に向いてるなら、力尽くで奪ってやればいいんだ……


//病み

そうだよ、できる、私ならできる……


だって、誰でもない君が可愛いって褒めてくれたんだもん♡


だったら……寝取っちゃえばいいよね


えへへっ♪


それじゃあ……もう、我慢できないから、しちゃうね?


実は、君を見てると……好きって気持ちが止まらないんだぁ♪


だから……


//甘く囁き

優しく、食べちゃうね

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る