ヤンデレイケメン高身長女子の甘々密着ナンパから逃げられずに堕とされる

ん、ぎゅーーーーーっ


//甘く囁き

やぁ、元気?


ふふ、いきなり抱き着かれてびっくりしちゃった?


ごめんよ、けど、君にどうしても抱きつきたくなっちゃって


な、良いじゃないか、私たちの仲だろ?


どんなって……え、なに?


良いじゃないか、そんなツンツンしなくてもさ


同じクラスだし、こうしてくだけて喋れる


だから、こうして肩を組んで、体を密着させたってかまわないだろ?


なに? 離せ?


またそういうことを言うんだから……


ダメだよ? 仲のいいやつとはこうして親睦を深めなくっちゃ


言葉だけじゃ足りなくなるんだからさぁ……カラダで通じるものもあると思うよ?


ふふ、それに、君も気にするなって


//甘く囁き

少しくらいいいだろ? 私だって君の温もりが欲しいんだ♪


なに? 照れちゃってるの?


//囁き

赤くなっちゃってるよ


そんなに私と体くっつけて意識しちゃうなら……


//囁き

この後、どう?


なにって、決まってるだろ?


それとも、こんな人がいっぱいいるところで言っちゃっていいの?


ふふ


//甘く囁き

君も、意外と大胆だね


放課後にお茶でも飲みながら帰ってさ


今日は私のうちへおいでよ


えって、そんなに驚かなくてもいいだろ?


あ、それともなにか? 私の部屋が散らかってるだろとか、そういうことを言いたいのかな?


安心してよ、こう少しがさつかもしれないけど、お客様をいつでもお迎えできるようにはしてあるんだよ


//甘く囁き

特に、君のような大切な存在には、最高のおもてなしをさせてほしいな


あ、少し期待したかな?


例えば、お菓子とかもあるし、君と一晩中遊べそうなゲームもできるし、映画も見れるし……


あ、それか、一緒に勉強とかしてもいいよ


知ってるかもしれないけど、結構良い点数は取ってるからね


それと……あぁ、親はいないからどこでもくつろぐといいよ


あはは、そういうのは良いかな?


だって、折角うちに来てもらうんだから……


//甘く囁き

君のこと、もっとよく教えてほしいな


ん? どうかした?


え? なんて言った?


私と、一回も喋ったこと、ない……?


あは、あはは、なに言ってるのかな


私と君は、さっきはびっくりさせちゃったけど、お互いに抱き着けるくらいの関係だろ?


それにこうして肩も組んで、密着したっていいくらいの関係には……


そんなわけない?


い、いや……


だって、君は私のこと、ずっとよく見てくれてたじゃないか


よく目も合うし、お互いのこと、よく見てるし……


それに、一回も喋ったことないって言っても、クラスメイトだろ?


だから別に、警戒することなんてないだろ?


喋ったことがなくったって、お互いに恋をしてれば、それは、もう……!


いや、いや、ありえない、君と私の関係がただのクラスメイトだなんて、ありえない……!


な、なぁ? だって、こうして抱きつかれて密着してたって、逃げなかったじゃないか


力が強すぎて逃げられなかった……?


じゃ、じゃあ拒否すればよかったじゃないかっ! 君だって全力で抵抗すれば逃げれただろ……?


え……こわ、かった……?


え、いや……怖い、って……


あはは、そんな……君が私に怖いって……まるで、私が変人みたいじゃないか……


そんな訳、ないよね……? 私たち、仲、いいよね……?


黙ってたってお互いの家にあがっても問題ないし、こうして密着してじゃれ合うのだって……


な、なぁ……?


私たち……もう、恋人、だよな……?


あはは、おかしいって前から思ってたんだ、恋人なのに喋らないのはおかしい、お互いにスキンシップもしないしお互いの家にも上がったことないって……


だから、今日は、君に抱き着いて、肩を組んで……


…………


それで……私の家、来てくれる?


……来ない?


そ、か……


……それは、仲が良い二人同士なのに、おかしいよね……


そうだよ、おかしい……!


あは、そっか、怒っちゃったのかな?


ごめんね、スキンシップ、こんなんじゃ足りないよね?


ほら、それじゃあ座って座って、ね?


//低音囁き

おら、座れよ


ん、これで、私が、君の上に乗っかって……


ふふ、これでさっきよりも密着できた♪


なに? 恥ずかしい?


//以下囁き


じゃあ、こうやってもっとぎゅってすれば、周りも見えなくなるかな


いいんだよ、周りなんか気にしなくって


それよりも、私と君の問題を解決する方が先だろ?


……私は、君が好き


大好きなんだよ


好きで好きでたまらないから、君にこうして密着していたくなるんだ……♡


//病み

けど、君は私の気持ち、否定する気なのかな


抱きついた時から散々ドキドキして、顔を真っ赤にして、恥ずかしいくらい照れてるクセに


相思相愛じゃないか? なぁ?


な、自分の気持ちにウソつくなよ


私にこうして抱きつかれて、囁かれるの、好きなんだろ?


こうやって無理やり逃げられないようにされて、抱きしめられて、好きって言われるたびに体震えさせて……


私、君の好み、わかってるよね


//低音

だったら、私たち、もう他人じゃないよね


だったら、私のお誘い、受けてもいいんじゃないかな


いいんだよ、堕ちちゃっても


ちゃんと、私がお持ち帰り、してあげるからさ


おうちでもずっと密着してあげるよ? 私の体、君から離れないようにしてあげる


今こうしてるみたいに、一晩中、私とくっついていようよ♡


んふふ……


//低音

最初から素直になれよ


それじゃあ、私に手間をかけさせたんだから……


お家に帰ったら、滅茶苦茶にするけど……


いいよね?


//低音

拒否権なんてないけど


それじゃ、腕を絡ませて、密着しながら、帰ろっか


私の、彼氏さん♡

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る