ヤンデレと甘々しながらゆっくり目を閉じて、二人で一緒に逝く
//以下力なく掠れ声
んふっ、ふ、ふ、ふっ♪
やっと、やぁっと……これで、永遠に私のモノ♪
あなたをあの女から引き離して、ずっとずっと、ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと、私と一緒♪
んふ、ふ、ふっ……
あはっ、温かい……
貴方と私の血が混ざって、素敵な色になってる……
真っ赤……ほら、見て? 赤より、紅い、血……♡
2人で作った、最初で、最期の……♡
ね……最期なんだから、せめて、私と結ばれて……?
あなただって、一番愛した女に会えないより、近くの女と結ばれたって、証、あった方が良いでしょ……?
私なら、丁度……夫の席、空いてるよ……?
冥途の、土産に……ううん、二人で一緒に逝けた方が、寂しく、ないでしょ
……ふふっ
あ……目が、掠れてきちゃった……
ね、お願い……最期、これで、最期、だから……
誓いの言葉、言って、あげる、から……
私は、あなたを夫として、病めるときも、健やかなるときも……永遠の愛を、一生の命を、あなたに捧げる……だから、あなたが逝くときは、私も一緒……
ねぇ……あなたは、私を妻として、死がふたりを分かつまで、私を愛して……?
愛してくれるだけで、良いの……ふふ、大丈夫、手は、握ってて、あげる……
ね……あなたの手、まだ、温かいね……
私のは、血が、流れ過ぎちゃって……冷たい、かな
ごめんね……少しだけ、体温も、ちょうだい……
でも、私がちゃんと、あなたを、導いてあげるから、怖くないよ
私はあなたが後ろから付いてきてくれれば、なんにも怖いことはないから……
あなたも、もう、目が見えない……?
大丈夫、大丈夫……私が、手を握ってるよ
んふ、ふ、ふ……
来世は、ちゃんと、お互い……ちゃんと、恋愛して、お互いに好きに、ちゃんと、好きに、なろ……?
そしたら、これが、あなたを、刺すのは、最期、だから……
んふ、ふ、ふ……
大丈夫……あなたが逝くまで、私も、傍に……
いる、か、ら、ね……
おやすみ、あな、た……
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