ヤンデレ吸血鬼勇者の血液用ペットとして無理やり吸血され逃げられない

あはは~、どうもぉ


しかしこの辺りにもまだあんな強い魔物がいたなんて……僕が来れてよかったですね


別に僕は、この左手にある勇者の紋章の持ち主として当たり前のことをしただけですよ?


あぁ、そんなに気を使わないでください、僕、別に何もいりませんから


まぁ強いて言えば、皆さんが笑顔になってくれればそれだけで満足です♪


ん? 僕は何も食べないのか、ですか?


あぁ、僕、実はさっき食べてきちゃったんで……ちょっと、もうお腹は一杯なんです


あはは、女の子らしいですか? そう言われると、なんだか照れちゃいます♪


彼はまだ、食べたりないらしいですけどね?


ほら、君、野菜もお肉も一杯食べなきゃだめだよ?


君だって立派な勇者パーティの一員、なんだからね


もうお腹いっぱい? 嫌だなぁ、まだ食べなきゃだめだよ


//威圧

ほら、君はまだ食べられる……だろ?


ん、良かった♪ 君に倒れられたら僕だって大変だからね!


んー? 本当にもう無理?


しょうがないなぁ……じゃあ、これくらいで良いよ


じゃ、僕たちはまた明日があるんで、お先に寝ますね


おやすみなさい~


//二人で同じ部屋に向かい、ドアを閉める


ふぅ……あんなに食事を勧められると、かえって困っちゃうね


まぁ、村の人にとっては恩人だから、色々勧めたくなるのも分かるけど、さ!


ほら、こっち来てベッドに横になりなよ


次は僕の食事の時間なんだから


美味しい美味しい、僕の食糧さん……♪ 早く来てよ?


//低音

……なに? なんでそこでまだ突っ立ってるの?


//速足で近寄り


ねぇっ、突っ立ってないで僕の言うことちゃんと聞きなよ


っていうか、さっきも「もうお腹いっぱいです」って言った後、まだ食べられたよね?


ねぇ、僕に逆らえないのになんで逆らうのかなぁ?


僕は、勇者で、吸血鬼なんだよ?


ただの人間で、しかも僕に魅了されて吸血されたくてされたくてしょうがない君が抗えるはずないでしょ?


なんで吸血鬼の僕が勇者に選ばれたのかは、真実は神に聞かなきゃわかんないけどさ


まぁ、君たち人間が弱すぎるからいけないんだよね~


人間から英雄が出てるって話は聞くけど、それも限度があるしねぇ? 君たちの神サマとやらも、君に愛想を尽かせてわざわざ僕を勇者にしたわけだ♪


//壁ドン


//右囁き

そんな吸血鬼勇者に血を吸われて、毎回毎回よがって、僕を離さないように力いっぱい抱き着いてくる変態さんは君だろ?


んふふっ♪ 思い出して真っ赤な君、可愛いねw


それにもう教えたけどさ、君はもう僕に吸血されないと生きていけない身体だっていうのも分かってるよね?


まぁ、死にはしないけど……なんていうんだろ、「食べられたくって仕方がない」みたいな感じ?


//……まで、右耳の至近距離で色っぽく

僕に吸われないとイケない、僕じゃないとイケない、僕にからっからになるまで搾り取られないと気持ちよくない……そんな身体になったっていうのは知ってるよね?


あぁ、だから逆に抗ってるの? 「俺は気持ちいいのになんか負けない!」って?


//右囁き、ザコ・吸血袋を強調

毎回負けてるザコなのに? 今までもずぅーっと、僕の吸血袋として良いように吸われてるのに?


あははっ、良いよそのカオ♪ さっきまで威勢が良かったのに、しぼんで元気がなくなっちゃって……ますます性よk……食欲が増してくるよ♪


ん? なんか言った?


なんで俺なんだ? って?


じゃあ、なんで解放してあげないか教えてあげよっかぁ♪


//以下5行右囁き、恍惚と病んだ表情で


君のことが好き、好き、好き、大好き♡ 君の体、血、心、魂まで、君の全部が好きで好きで好きでしょうがないんだぁ……♡


血は勿論大好き♪ あんな美味しくなさそうな食べ物を君がお腹いっぱい食べてるときから、「あぁ、こんなのでも君の中に入ったら、ぐちょぐちょに溶けて無くなって、すっごく美味しい血になるんだぁ……♡」って妄想して、さっきも涎が止まらなかったよぉ♪


君の食事してるところ、僕にとってはすっごくえっちなの分かってる? だからもっと見せてほしいんだけどなぁ?


//匂いを嗅ぐ場面で、右耳の近くで嗅ぐ

体も大好き♪ 君の匂い……すぅぅ……すっごいいい匂いだし、吸血の時に無意識に抱き着いてきて「もっと、もっと吸って……♡」ってしてくる君の体も大好きなんだぁ♪


心も魂も、僕のことが好きで嫌いでぐちゃぐちゃでたまらないってところが、もぅさいっこう!


それに、この左手の勇者の紋章を維持するには、君の血が絶対必要だからね♪


じゃ、ベッド、行こ?


ほぉら、僕に抱きかかえられないとベッドまで行けないなんて……しょうがないね


//低音

何のために君には手足がついてるのかな? 歩けないなら切ってあげてもいいけど? どうせ歩くのに使わないんだし、もしも逃げ出したりしたら困るし……


って、冗談冗談~♪ 手足切ったら血が減っちゃうし~


//あざ笑うように

どうせ逃げ出す勇気もないでしょ? 気持ちいいのから逃げ出す人間なんかいないもんね♪


さ、いつも通り、僕が上、君が下で……あぁ、君に覆いかぶさって見下ろすの、いつやっても新鮮だぁ♪


僕の髪でカーテンみたいになって、君と僕だけの世界になるのも……んふふふっ♪


//我慢できない、という感じで左耳囁き

じゃ、また意識とんで、僕に抱き着いたり、快楽に溺れないように気を付けてね?


紋章を取られちゃった『元』勇者さん♪


//出来れば

はぁ、むっ……んちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……♡♡

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る