ヤンデレ後輩彼女「彼女を最優先させますよね?」
あっ、せーんぱーい♪
授業、お疲れ様です。
私も?
えへへ、先輩ほどじゃあないですよぉ。
でもぉ、
気遣ってくれて、ありがとうございます♪
せんぱい、
これから、特に何もありませんよね?
掃除も、部活も特にない、なーんにも予定がない日!
ですから、今日は私と一緒に帰りましょ?
でもでもぉ、先輩と私、そんなに接点ないですよねぇ。
帰るだけじゃぁ、ちょっと寂しい…
あっ、そーだ!
先輩!
今日、私のおうちに遊びに来ませんか?
?
どーしたんですか?
恥ずかしいんですか?
えー、別にいーじゃないですかー?
パパやママだっていないんですから、
気にしないではしゃげますよーぅ?
だから、なぁんにもきにすることなんてないですし、
夜ご飯も私がよりをかけてご馳走しますし、
そのまま、寝落ちするまでおしゃべりしましょーよー?
え?
そうじゃない?
他と……約束?
あ、え、あはは。
や、やだなーもー。
なにいってるんですか?
変なこと言ってないで、
私のおうちに行きますよ?
ほぉーらぁー、
わがまま言っちゃいけませんっ!
行きますよ?
ね?
私のおうち……来てくれます……よね?
……ねぇ……
私、先輩の、彼女ですよね?
彼女だったら、私が最優先ですよね?
私の一番は先輩で……
先輩の一番も、私、です…よね?
へ、へぇ……
違うんですか……
違うなんて、違わなくて、
ううん、違わなくなんか、ないんです…
わわ、私は先輩のすべてで、先輩も、私の全てなんですよ。
え、えへへへ……
せぇんぱぁい……えへへへ……
私はせぇんぱぁいを愛しててぇ、
せんぱいはぁ、私を愛してるんです。
だからぁ……
(低音)ぜっっったい、家に連れて帰りますから……
(押し倒される)
んふふふふふふふふふ、ふぅ……♡
はいはい、大人しくしててくださいね~、
私のハンカチで、先輩のお口覆っちゃいますからね~
別に悲鳴上げてもいいですけど、どうせ女の子の私が適当に言いくるめちゃいますから、
むだですよぉ~~~。
ほら、良い匂いでしょ?
大きく息を吸ってくださいね♪
すぅぐ、意識なんか飛んじゃいますから♡
ほら、眠くなる、眠くなる、すっと意識が消える……
彼女の扱い方がぜぇんぜん分からないようですから、
そんな可哀そうな先輩には、私が秘密の個人レッスン、してあげちゃいます♡
基本の基本から、ちょっとオトナなことまで……
だから、これからの先輩には、ぜぇんぶ私を最優先してもらいますからね♡
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