ヤンデレ妹「これからは私がお姉ちゃんだね♪」
あっ、起きた~?
おはよー、お兄ちゃん♪
ごめんね?
手足、しっかり縛っちゃって……
でも、私のベッドの上だから、気持ちいいよね?
いいよね~、お・に・い・ちゃ・ん?
あっ、でもー……
もう、お兄ちゃんじゃなくなっちゃうもんね……。
えっ、何言ってるんだーって?
そのままの意味だよ?
(囁き)お兄ちゃんは、お姉ちゃんになるの。
わけわかんない? そーだよねー。
わたしも、実は最初はわけわかんなかったからさー。
ほら、見える? この注射器の中のお薬♪
これを刺すと、なんと!
可憐でかわいい美少女になれちゃうんだよっ!
すごいでしょー?
……いいから鎖をほどけって?
(低音)最後まで話聞きなよ。包丁でその汚いの……切ろっか?
んふふっ、物わかりのいいお兄ちゃん、だーいすきっ。
あっでも、これからお姉ちゃんになるんだもんね、ごめんごめん。
で、えーっとね、何からはなそっか。
あ! そういえば、お兄ちゃんがどうしてこうなってるのか、知りたいよね?
うんうん、いいお返事♪ すでに従順だね~♪
それはね……他のメスにとられないようにするためだよ。
だってー、お兄ちゃんの周り、メス多すぎー。
でもさ、それって、お兄ちゃんが男だから、だよね??
だってそうでしょ?
お兄ちゃんが無駄にオスのフェロモン出してさ、
無駄にメスを誘惑して、
それで逆にお兄ちゃんも誘惑されて、さ……
……嫌になっちゃった。
一人ひとり始末しても、
それか、
(囁き)いっそのこと、お兄ちゃんが誰のものにもならないように殺しちゃっても……
って考えたんだけど、
どっちも、最後はハッピーエンドじゃないから、いやだなーって。
で、ぐるぐるーって考えてたら、
……出会っちゃった♪
この、魔法のお薬に♪
やめろ?
って、そんな、暴れないで……
鎖、壊れちゃう……
ぅう……
も、もう刺すからっ!
おとなしくしてっ!
(ぷすっ)
あ、お兄ちゃんかしこ~い♪
(低音)刺してる間に暴れたら、針が危ないもんね……。
ほら、わかる?
お兄ちゃんを、女の子にしてくれるオクスリが入っていくの……。
……はい、おしまい。
痛かった?ごめんね?
でも、すぐにふわーっとして、とろーんってするみたいだから、安心して?
助けてください? なんでもします?
すごーい、普段のお兄ちゃんからは考えられないね。
でも、もうだめ。
そんなに従順なフリしてても、もう、お姉ちゃんになる運命は変えられないよ……。
それに、なんでもするなら、わたしのお姉ちゃんになってくれても、いいよね……
あ、でも、
お兄ちゃん、女の子にモテても、女の子自身のコト、全然知らないよね。
(囁き)女の子の柔らかいココロとかカラダとか、
(囁き)女の子の武器、とかー、
(囁き)女の子のおしゃれとか。
(囁き)女の子の日とかも、だよね。
私が全部、教えてあげる。
そしたらー、私が今日からお姉ちゃんかな。
お兄ちゃんから妹かぁ。
いいなぁ。
私、可愛い妹も欲しかったんだぁ……。
わたしにふさわしいお姉ちゃんになるまでは、可愛い妹さん、かな♪
ほら、もう変わってきてる……。
胸も、今の服じゃ、少しきつくなってきてるね。
お姉ちゃん、すごいおっきい胸になりそう……♪
すこし、嫉妬、しちゃうかも。
ほら、だんだん……だんだん、おっきくなって……
下は、ほら。
なぁんにもなくなっちゃう。
すべすべー……。
んふふっ。
これから、どんどん変わっていくね。
でも、女の子が好きなことだけは変えないであげる。
でもー、
大体の女の子は、もうお姉ちゃんを受け入れてくれない……。
悲しいね? つらいよね?
でも、わたしは、いつでもすぐに受け入れてあげる……
わたしだけは、お姉ちゃんを愛してるの……。
わたしだけのお姉ちゃん……
わたしだけの、可愛いおねーちゃん……
誰にも渡さない……
んー、スリスリ……
いやだ?
ふふ、とろーんって表情、すごいのに?
(低音)そんなに嫌がってたら、すぐにでも、痛がっても無理やり……するよ?
きゃって悲鳴、女の子っぽい♪
ううん、ごめんね。女の子だもんね。
これから、女の子のイイところも一杯教えてあげるし、
私に、いやでも依存しちゃうようにしてあげる。
逃げられないよ? お姉ちゃんの居場所は、もうここだけだもん。
だ・か・らー♪
いっぱい、いーっぱい、
愛し合おうね……♪
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