第8話

 メロンは風呂から上がると当然と言うように、ボクのベッドへ寝転んだ。



「ふぅ〜……( ꈍᴗꈍ)!! やっぱ寒い冬はお風呂に限るわね。身体の芯までポカポカに暖ッたまるわ」

 満足そうに微笑んだ。


 まだ全身から湯気が立っている。

 雪のように白い肌がほのかに桜色に染まって、妙に色っぽい。

 爽やかなシャンプーの薫りが鼻孔をくすぐってくる。




「はァ……(・o・;) !! そうですかァ」

 どうするんだろう。まさか、このままボクの横で寝るつもりなのか。

 


「ねェ……(. ❛ ᴗ ❛.)!! そう言えばダーリン」



「えェ、あ、ハイ……(☉。☉)!!! なんでしょうか」


「今夜からシェアリングしてね」

 まだ火照ほてった身体でボクに抱きついてきた。



「えェ……、シェアリングゥ!?」

 やはりジョーダンのシェアダーリンなのか。


「おやすみィ」

「えェ、もう寝ちゃうんですか」


「zzz……( ꈍᴗꈍ).」

 返事もなく美少女は、あッと言う間にボクの横で寝てしまった。



「うゥ……」

 その横でボクは緊張して朝方まで眠れなかった。






 こうしてボクと蒼井メロンのドタバタな共同生活が始まった。










 



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